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今回の記事はnezuの担当です。
今日は前回に引き続きジャパニーズクラフトジンの『JIN7 No02』をいただきます。
【今回のお酒】
名前:『JIN7 No02』
ジャンル:ジン(国産クラフトジン)
アルコール度数:47度
価格:4950円程度/700ml(写真はミニボトル)
製造者:有限会社大山甚七商店
製造地:鹿児島県指宿市西方
公式HP
◎どういうお酒?
鹿児島県の焼酎蔵さんが製造したジャパニーズクラフトジンの確か三作品目だったと思います。焼酎蔵ですがジンやラム、ビターズといった洋酒ジャンルのお酒も製造されており、ボトルネームやデザインなどがちゃんと洋酒らしくしてある点は私は好印象を持っています。
「国産」洋酒だからといって焼酎風なボトルにするのは、見た目の訴求力といった点ではハードルが高いと私は考えています。もちろんうまくデザインされている商品もありますが。
とはいいつつ、すごい数が存在しているクラフトジンのジャンルにあって、正直私も追いきれず後回しになっていたこの銘柄を飲める時が来たのは嬉しい限り。
今回のNo02は桜樽で熟成させてあったりと、少し変わった仕上げがされています。
ボタニカルの比率としては
ジュニパー 28%
柑橘類 19%
ハーブ 47%
スパイス 6%
とされており、こうした配分を公表されているのは結構珍しいですね。
【飲み方】
ストレート
【感想】
ハーブの香りが強いですが支配的とまではいかず、柑橘系の爽やかさや、桜由来なのかほのかに甘い香りが紛れ込んでいる印象。結構外国産のクラフトジンに感じる印象に似ているのが驚きで、焼酎っぽさは良い意味で感じられ、強すぎず香りをまとめてくれているように思います。とはいえガッツリ焼酎!という感じでもなく。
ハーバルな苦みに柑橘系の爽やかな酸味甘味、後味に桜っぽさを感じる柔らかい甘み。
47度という度数ですが非常にまろやかでアルコール感はそこまでありません。舌がちょっとピリつく程度。
【飲み方】
ソーダ割り
【感想】
ベースとして味わいがしっかりしてるので物足りなさはなく、香りを楽しむ上品で甘くないソーダ水を楽しむ感触。
後味で芋焼酎っぽさが感じられますが基本的に爽快な感触で飲み続けることができます。
総評として、値段に見合うしっかりと美味しいジンという印象です。
当然ながらスタンダードジンよりも香りと味わいの奥行きがあり、ボタニカルや樽によって国産「らしさ」もでしゃばりすぎない程度に表現されていてまとまりが良いです。
属性としてはハーバルなジンだと思いますが、その中でのバランス派。
桜樽によって個性付けされていますがそこは控えめ。
もちろん5000円台でこのジンと同じくらいおいしいジンは多くありますが、私としてはハーブ一辺倒ではないバランス、そしてボトルデザインまでを含めるとトータルとして満足度が高いジンの一つではないか、と思います。
うーん、フルボトル買ってしまうか悩ましい・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
↑ウイスキーのような出で立ちに、ラベルも良し
↑No00と01も気になりますね。