ひなたのお酒レビューブログ

hinataとnezuによる、お酒、宮崎満喫ブログ!

心地良い余韻とスッキリした味わい、『-196 シャインマスカット』☆

 

来てくださり、ありがとうございます☆彡

 

今回はhinataが担当します♪

缶チューハイの『-196  シャインマスカット』をいただきます。

 

名前:-196  シャインマスカット

ジャンル:缶チューハイ

販売者:サントリー(株)

アルコール分: 5%

原材料:ぶどう、ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料

価格:150円くらい(350ml)

 

◎どういうお酒?

朝摘みしたシャインマスカットのような華やかさとみずみずしさ、心地よい余韻を楽しめるすっきりとした味わいの缶チューハイとのこと。

果汁は1%。

 

 

【飲み方】

冷蔵庫で冷やして、そのまま☆

 

【感想】

酸味と甘味のバランスが良いです。

シャインマスカットのスタンダードな缶チューハイという印象を受けました。

果汁が1%なので、安定した味わいを出せるのかなと思いました。

 

 

★★★

 

私にとって、疲れてる時に無性に飲みたくなるのが缶チューハイ

最近は-196という文字を見かけることがより多くなりました。

-196というと、こちらの缶のイメージが強いですね(*'▽')

 

私が飲んだシャインマスカットをはじめ、

 

レモン

 

 

この他に、『王林』『巨峰』『サンつがる』の3種類が限定出荷されるそう。

王林は発売中)

www.suntory.co.jp

 

~過去にレビューした、ぶどう系の缶チューハイ

hinata0513.com

 

hinata0513.com

 

~同じく-196℃製法で造られた缶チューハイ

hinata0513.com

 

 

★★★

 

先日、『シャトレーゼ』に行ったら、シャインマスカットフェアを開催していました。

www.chateraise.co.jp

タルトやケーキに心惹かれつつ、定番商品の『クレープ・オ・フリュイ』を選びました。

こちらは友人と一緒に美味しくいただきました。

www.chateraise.co.jp

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♫

 

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後悔、買っておけばよかったお酒達!

 

ブログ訪問、ありがとうございます!

今回の記事はnezuの担当です。

今日はいつものお酒レビューと違い、nezuが購入のタイミングを見逃して後悔したお酒達を紹介いたします。

(↑買って良かったお酒)

 

◯あのとき買っておけばよかった!

 

後悔するポイントの一つに「値上げ」があると思いますが、単純な値上げの場合は触れないです。(値上げするなら買っておけばよかった!みたいな感じ)

極論を言ってしまうと、ウイスキー需要の高まりやロシア・ウクライナ以降の資材などの高騰によって基本的にはウイスキーは値上がりしていますし、それ以外の洋酒もだいたい値上がりしています。

ただしものによってその幅が全く違うというのは面白い点だと思います。

よろしければお付き合いください。

 

 

◯味もスペックも知らない、単純にデザインが気に入った

アラン ブロディックベイ

 

今でこそ普通に知名度があがり、10年がある程度安定して買えるようになってきたアラン蒸留所。

7、8年前?くらいに某リサイクルショップで見かけました。

買えてないので写真はないのですが、箱のラベルに美しい風景が描かれてて、「欲しい!」ってなったんですが当時はいまほどお酒にはまってたわけでもないので、

 

「1万2000円(うろ覚え)」は多分高いよなあ」

 

と見送りました。

終売かつ今はどこにも売っておらず、のちのち調べたら20年熟成で2万円くらいのボトルということで。

当然ながら次いったときは無くなってました。

個人的には値段というよりもボトルの雰囲気が好きだったので買っておけばよかったと思った一本です。

 

 

◯幻をこんなにひょっこり見かけてしまっていいのか?

『チンタラリ』

 

チンタラリ、という幻?の芋焼酎をご存知でしょうか?

幻かどうかはともかく、私は知っていました。

というのも、お酒漫画の『BAR レモン・ハート』に登場していたから。

 

 

これも某所で見かけて3000円だったのですが、焼酎で3000円は高いなあと思って見送りました。多分だれも買わないだろうと判断して、また後日買えばいいか、と。

当時の値段は知りませんが、今結構な値段しますね。

プレミア焼酎である『森伊蔵』は飲もうと思えば飲める焼酎ですが、こちらの焼酎は多分置いてあることが稀だと思うので本当に後悔しました。

ボトルも色合いが綺麗なんですよね~。

当然ながら次いったらなくなってました。

 

 

◯ジャパニーズウイスキーマニアじゃないけど、あれば欲しいよね!

『響21年』

 

このジャンルは言ってしまえばいくらでもネタがありそうなのですが、一応買える環境にありながら買えなかったことを後悔(軽く、ね)。

 

 

9年前?くらいでしょうか。

普通にスーパーで定価で売ってたのが『響17年』と『響21年』。

17年が1万2000円で21年が2万5000円くらいだったかな?

けっこう長い間売れ残ってたんですよ。

カジュアルBARで響のノンエイジ飲んだときに、マスターから

「高いし無理に飲まなくていいと思うよ」

と言われてそのときは響に良いイメージなかったんですよね。

とはいえ当時の響ノンエイジ5000円でしたけど、そのときの感覚では5000円でも高いよ、みたいな雰囲気でした。(宮崎のとある小さな範囲での話)

 

気がついたらなくなってたけど、ま、そりゃそうか、という感じ。

一応17年は買えたんで、飲んでみたら美味しかったので、そこから

「あ~21年も美味しそうだから買っておけばよかったなあ」

と軽く思いました。

飲もうと思えばBarで飲めますし(今の値段だとめちゃくちゃ高そうだけど)。

 

 

 

◯話題性良し、味もきっといいよね!

『キルホーマン ブランブルリキュール』

 

スコッチ、アイラの中でも比較的若く、だけど美味しい『キルホーマン』。

そんなキルホーマンがブラックベリーのリキュールを出していたんですよ。

某酒屋に取り扱いがあったのですが、19度のリキュールだし開けちゃうと早めに消費しないとなあ、という気持ちが働いて見送ったら今現在は国内流通がなくなってしまってて。

私の単なるイメージですがスモーキーなカシスリキュールって感じなのでしょうか?

ウイスキーメーカーさんは時折、銘柄の派生商品のリキュールを製造することがあるのですが、バーボンは別にしてだいたいはそれらは一時期のみの販売ということが多く(確かマッカランもあったような)、気がつくと買えなくなってしまうことが多々あり。

気になる蒸留所のリキュールはやっぱり買っておこうと思いました。

バーボンはだいたい安定している(ハニーやらアップルやら)のですが、メーカーズマークのミントジュレップみたいな例もあるので油断できないですね。

 

ジャックダニエルもアップル出してたんですねえ

 

 

◯美味しいジョニ青の度数高め、美味しくないハズがない・・・

ジョニーウォーカーブルーラベルカスクストレングス』

 

ジョニーウォーカーのレギュラー品での最上位銘柄、ブルーラベル

ボトルの風格からして存在感のある一本で、ある程度普及しているが故にBarで飲むことはできる銘柄。

もちろん美味しいのですが、それらの度数を高めたいわゆるカスクストレングスというものがたびたび限定品?扱いで販売されています。

私が見たのはこれのポルシェデザインだったような。

東京旅行中に目白の田中屋さんというスピリッツの聖地にて見つけたのですが、旅行中にそんな散財しなくても、と思いとどまり、しかし結局は細かいお酒をその値段分買ったんですよね。(ジョニ青カスクストレングスは2万円くらいでした)

そういえば何買ったっけな。

 

8年前の画像。

よくわからない選択してますね。

メモ代わりに値段変遷の記憶をたどると、

 

エドラダワー13年 シャルドネカスク 7000円くらい?→終売

ラフロイグPXカスク         7000円→11000円くらい

グレンドロナックカスクストレングス 5000円くらい→18000円くらい

ピンクピジョン(ラム)         3000円くらい→流通なし?

ベルーガノーブル(ウォッカ)      4000円くらい→流通なし?

ホワイトバーチ(ウォッカ)       2800円くらい→通常品流通なし?

フィラーズ28 ドライジン      2800円くらい→4000円くらい

 

こうしてみると値上がりはもちろんですが、買えなくなった銘柄もけっこうありますね。

 

 

◯ジンで2万円!?そんな馬鹿な!!

『ジンベレ』

 

某ワイン専門店に初めて入ったときのこと。

店内はワインや段ボール箱でぎっちり埋まっており、辛うじて通れる通路がある程度。

店員さんに「何かお求めですか?」と言われたので、場違いだろうなと思いながらも恐る恐る「ジンを探してまして」と告げました。

店員のおばちゃんは奥の店主さんにその旨を伝えると、

「ジン?あるけど2万するよ」

みたいなことを言われました。

 

(は?ジンで2万?何かプレミアムな奴でプレミアムな値段つけてるのかな?)

 

今でこそジンで一万超えるものは度々でてきますが、当時ジンで希少性とか抜きに小売価格で1万超えるものは多分なかったと思います。

ビーフィーターのバローズリザーブがかろうじて8000円だったし、クラウンジュエルの再販も8000円くらいでした。(すぐに転売価格になりましたが)

もし超えるものがあるとすれば、ジュネヴァの年代ものは超えたかもしれませんが2万はなかなかのもの。

 

のちのち調べると、そのジンは『ジン ベレ』といい、知る人ぞ知るドイツのティーレミューレに比肩しうる品質のジンという触れ込み。

これ自体はベルギーのジンですが、有名なクラフトジン、モンキー47のクリストフ ケラー氏が参画しているティーレミューレを引き合いに出しているのですから、時間が経過するほどこのジンについて興味が高まりました。

 

↑値段はモンキーの4倍!!

 

ちなみに某Barで聞いた話だと、とある寿司屋のコースで『ジンベレ』がでてきたようです。

なんだそれ!?

 

 

 

◯結論:迷ったら買え!(自己責任で)

 

多分ですけど、お酒って今後値下がりすることあんまりないと思うんですよ。

資材や人件費といったコスト増。

世界的なアルコール離れのトレンドに対して、逆にこだわる人も増えました。

ウイスキーに関してはバブル的要素で値段が跳ね上がっていたものは下がるかもしれませんが。(ワインや日本酒といった醸造酒はわからないです。すみません)

 

購入に迷う、ということはとりあえず現在の資金で手が届くから迷うんじゃないかなあと思います。そしていつでも買えるような普及品でもないんじゃないかな、と。

所持品を質屋にもっていってお酒買うとか、そのレベルの方のことは想定範囲外です。

ボーナスがでて5~10万円のお酒を買うのを迷うとか、そのクラスの生活水準の方の気持ちも、羨ましいとは思いますが想像はできません。

普通なら5000~20000円の範囲じゃないかなあと思います。

であれば、買ってしまったほうが後悔しないですね。

 

一応例外といいますか、私が想定しているのは珍しいお酒ということなので、需要と供給の問題でなかなか買えないもの(山崎とか白州とかいったメジャーなジャパニーズウイスキー)は微妙なとこかもしれません。それらは最悪、お金を出せば買えますし、BARに行けばとりあえず飲むことはできますからね。

 

長々と書きましたが、結構お酒も一度見逃すと二度と出会えないこともあるので(特にマイナーなジャンルは)、金銭的な損得でなく、そのボトルのスペックやデザインなどに惹かれるものがあるのであれば買っといたほうがいいんじゃないかな~という記事でした!

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます!!

 

 

 

 

 

 

 

うまい!もっと調べておけば良かった『サイレントプール 10th アニバーサリー』!

 

ブログ訪問、ありがとうございます!

今回の記事はnezuの担当です。

今日はイギリスのジン『サイレントプール 10th アニバーサリー』をいただきます。

 

 

 

【今回のお酒】

名前:『サイレントプール10th アニバーサリー』

ジャンル:(クラフト)ジン

生産国:イギリス

製造者:サイレントプール蒸留所

アルコール度数:43度

ボタニカル:ジュニパー、アンゼリカ、オリス、ジンジャー、フレッシュライム、カモミールエルダーフラワースペアミント洋ナシ、ヘザーハニー、バニラ

価格9500円程度(1000ml)

公式HP:

silentpooldistillers.com

宮崎市のBAR『tie & loose』さんにて

 

◎どういうお酒?

 

サイレントプール自体の情報については以前の記事や公式HPをご覧ください。

hinata0513.com

 

今回ご紹介するのはサイレントプールジンの10周年記念ボトルになります。

以下、言い訳といいますか、後悔の入った愚痴になりますのでご了承ください。

 

飲んで思った心の声↓

 

派生商品多くて、もう追わなくてもいいかな~と思ってた頃に面白さ特大の商品を出すのって簡便してください(泣)

 

 

サイレントプールはボトルデザインと味わい、共に優れた、プレミアムジンの中堅の位置あるジンだと思います。

通常品はもとより、シトラス強調の『レアシトラス』、ローズが華やかな『ローズエクスプレッション』、その他『コロネーション』や日本限定品と派生商品も度々製造しています。

中堅とはいえプレミアムジンの大御所ともいえるタンカレー並みに商品開発に力を入れているよう思えます。(たぶんタンカレーは日本未入荷も結構ありそう)

そんなこんなで、タンカレーですら揃えられてないのに、サイレントプールまで揃えるのは厳しいよ!某所で限定品転売されてるよ!めちゃくちゃ高いの販売されたからそもそもコンプリート無理だよ!という感じで情報を精査しておらず、10周年記念ボトルも、

 

「度数が高くなったり、ちょろっとボタニカルが変わったくらいじゃなかろうか」

 

とスルーしてました。

ああ、もう10周年なんだ、時間がたつのは早いな~くらいしか思ってませんでした。

 

 

【飲み方】

ストレート

【感想】

うまい。香りはハーバルでピリッとした要素あり。

味わいがハーバル・フローラル・シトラスのバランスが取れている。

特筆すべきは酒質の滑らかさ、恐ろしいほどのスムースな入り。

あまりいいたくないですが、水のような感触。

ロンドンドライジンか?と言われると難しいのですが、超上質なスピリッツの前にはどうでもよいことでしょう。

 

おそらくその要素に貢献しているのは、ブレンドされた洋ナシのオードヴィー(ブランデー)の存在だらろうと思います。

ジンにオードヴィーをブレンドしてるってなんて贅沢な。

むしろオードヴィーを販売してください。

 

 

確かにジンの中でも高いのですが、よくよくみると容量が1リットルあるんで、そもそも高くて当然なんですよ。7000円くらいのボトルに様々な要素が加わって2000円程度増えたって感じなんですが、分かってたら全然普通に買いました。

人生においていくつかある、「あの時かっておけばよかったお酒」の一つに見事ランクインしました。

つまり、通常ではもう買えないお酒です。

BARで飲めるのが幸いですが、色々な意味で手元に置いておきたかった一本です。

ただ周年記念で10という文字が刻まれたのではなく、大きな意味合いを持ってだされた10周年記念ボトルだと痛感させられました。

 

変なレビューになって申し訳ありませんが、最後までお読みいただき、ありがとうございます!

 

↑最初限定品だったけどレギュラー化したローズ。だから慌てなくてもいいかって思ってしまった。

 

 

 

 

今の季節にピッタリ、いちじく風味の『クライナーファイグリング オリジナル』☆

 

来てくださり、ありがとうございます☆彡

 

今回はhinataが担当します♪

リキュールの『クライナーファイグリング  オリジナル』をいただきます。

 

名前:クライナーファイグリング  オリジナル

ジャンル:リキュール

原産国:ドイツ

輸入者及び引取先:株式会社シトラム

アルコール分:20%

添加物:香料、クエン酸

価格:200円くらい(20ml)

 

◎どういうお酒?

ドイツ原産のお酒『クライナー』のオリジナルテイストです。

フルーティーで飲みやすいイチジクフレーバーのリキュールとのこと。

20mlのショットサイズなので手軽に楽しむことができ、ストレートはもちろんのこと、カクテルで好みの味わいにカスタマイズすることもできます。

 

 

【飲み方】

ソーダ割り

 

【感想】

フルーティーで飲みやすいです。

イチジクのフレーバーとのことですが、滅多にイチジクを食べないため、「こんな感じだったかな・・・?」と疑問が残る気もしました(笑)。

実際にイチジクを食べたり、他にイチジクのリキュールがあれば比較してみたいと思いました。

 

 

★★★

 

今回飲んだオリジナルは、いちじくフレーバーで驚きました。

オリジナルだから、特定のフレーバーはつかずにプレーンかなと勝手に思い込んでいたからです。

以前、クライナー第一弾としてブルーベリーをレビューしました。

こちらは色も楽しむことができます。

hinata0513.com

 

私が飲んだ

【オリジナル】

 

以前レビューした

【ブルーベリー】

 

どちらも美味しかったです。

ちなみに、いちじくのリキュールは他に無いのかな?と思い、探してみました。

見つけたのは、フランスの老舗ワイナリーが手掛ける甘美なリキュール

【リキュール・ドゥ・フィグ】

 

成城石井

【福岡県産いちじくのサワー(1ケース)】

 

が特に美味しそうでした(*^-^*)

 

www.kleinerfeigling.jp

 

 

★★★

 

私はもともと「いちじく」に馴染みがなかったのですが、友人で好んで食べる子がいます。

かつて、その子と福岡県に旅行に行った時、タルト専門店『キルフェボン』でイチジクのタルトを食べていたことを思い出しました。

私もタルトが大好きで、楽しくて美味しい思い出です。

www.quil-fait-bon.com

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♫

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某所知恵袋でよくみかける質問ー初心者でも飲みやすいお酒は何ですか?

 

 

ブログ訪問、ありがとうございます!

今回の記事はnezuの担当です。

今日は某所質問掲示板でみかける、

 

「初心者でも飲みやすいお酒は何ですか?(要約)」

 

を考えてみたいと思います。

 

 

 

そもそも質問をもう少し噛み砕いて考えると、おおざっぱに二種類に分かれるように思います。

それは初心者をどういう初心者と捉えているか、です。

 

1つは単純に、成人になった・あるいは単に意識してお酒を飲む経験が少なかったので飲酒自体の初心者

 

2つ目はある特定のカテゴリーについての初心者。(例:ウイスキー初心者ですが飲みやすいウイスキーはなんですか?)

 

2番めの初心者さんはそれぞれのカテゴリーについて触れなくてはいけなくなるので割愛。

純粋に飲酒の初心者の方向けに書いていこうと思います。

(初心者の方向けと言ってはいますが、私は単に普通の人よりはちょろっとお酒を飲んでいる程度の人間なので、現実的にはBARに訪問したほうが色々てっとり早いと思います)

 

飲酒初心者の方にお酒おすすめをするにあたって、いくつかステップがあります。

 

ステップ1:蒸留酒醸造酒と混成酒(リキュール)

 

蒸留酒

 

すごく雑に説明しますが、蒸留酒は基本的には度数が高いお酒です。40度前後あると思ってください。

ある種例外?的に日本では焼酎が20~25度と比較的抑えられた度数で楽しめますが、基本的には40度前後のものが圧倒的です。

ウイスキー、ブランデー、ジン、ラム酒ウォッカテキーラ、焼酎が代表的です。

もともとの度数が高いために、飲酒初心者が飲むジャンルとしてはハードルが高めです

焼酎は度数抑えめで、ロックや水割り、ソーダ割りにすればかなり低めの度数で楽しむことができますが、そもそも焼酎の風味が合うかどうかという問題があります。

これらのお酒はお菓子やジュースのように単純に甘い飲み物ではないため、度数に加えて風味もすぐには馴染めないかもしれません。

 

 

醸造

 

これまた雑に説明すると、5~15度くらいのお酒で、ビール・ワイン・日本酒など蒸留酒に比べたらより身近なお酒達かもしれません。

食中酒としての立ち位置が確立しており、居酒屋でオーダーできないということはまずないでしょう。

蒸留酒に比べて低めの度数、甘みを感じやすく、コンビニにも普通に売っているので入りやすいジャンルだと思います。

一昔前は「ビール=苦いもの」のイメージがかなり強くあったと思いますが、今では色々なビールが製造され、果物で作ったかのようなフルーティーなビールがあったり、そもそも果実が使用されているビールもあります。

ワインも銘柄やジャンルによりますがジュースに近い感じで楽しめるものがありますし、日本酒も甘くて飲みやすいものがあります。(スーパーで売ってるスパークリング日本酒とか)

 

基本的には度数や入手性、風味で蒸留酒より入りやすいものの、体質的な得手不得手があったりするとはよく聞きます。(実際にそういうものがあるかはわかりません)

加えて、自宅で飲む分には好き勝手飲んでもらって問題ないですが、基本的にはそのまま冷やして飲む文化が強いので(日本酒はそれなりに自由)、外でロックで飲むには難しいかもしれません。

Barなどではそれらを色々な材料で割ってカクテルにする文化がありますので、そういう意味でもてっとり早いと思います。

 

 

◯混成酒

 

説明がかなりめんどくさいので、ここではハーブやら果実やら様々の材料を使ってある程度エキス分があるお酒=リキュールのみを扱います。

 

結論から言ってしまうと、入りとして一番オススメのジャンルです。

しかしながら、オススメといいつつも迷宮のように一番ごちゃごちゃしているジャンルでもあります。

度数も10度くらいからと低いものから50度越えているものまで様々。

味わいも果物の甘さからハーブの苦さ・薬っぽさまで様々。

材料も無数にあって様々。

 

なのでわかりやすくメジャーなものだけ説明したいと思います。

 

リキュールは、ざっくりいうとわかりやすい甘みを持つお酒で、材料の持つイメージがそのまま味わいに当てはまりやすく想像しやすいお酒です。

大雑把に入りやすいものを分類すると、

 

①果実系(フルーツ系)

 

②チョコ、コーヒー、クリーム系

 

③ハーブ・お茶系

 

となっています。

まず、好きな果物があるのであれば、それのリキュールを探します。

サクランボ、桃、イチゴ、洋梨なんかは「ルジェ」というブランドから発売されておりメジャーで入手性も良いです

単体で口にすることは少ないですが、「カシオレ」のカシスもだいたいはルジェのものが使われていると思います。

お酒そのものの度数は15~20度くらいですが、基本的には炭酸やジュースで割ってのむでしょうから実際4~5度程度で楽しむことができます

カシス

洋梨

ライチ、パッションフルーツ、ココナッツに関してはそれぞれ有名な銘柄があります。

ライチ、「ディタ」も有名だけどちょっとお高い

パッションフルーツ

ココナッツ

 

一応梅酒もここに入ってくると思うので、一番馴染みあるジャンルになるでしょう。

 

 

次にお菓子のようなお酒達である、チョコ、コーヒー、クリーム系。

 

チョコはもうまんまチョコの味がしつつ、後味にくる苦みが大人の味わいだと思わせてくれます。私はストレートで楽しみますが、王道のミルク割がわかりやすく美味しいです。

モーツァルト。ちょっと前はゴディバのリキュールもあったけど色々な事情で終売。

 

コーヒーは単体ではあまりにも有名な「カルーア」があり、知名度としてはほぼ独占状態にあるかもしれません。

なんてったって「カルーアミルク」のカルーアですからね。

↑普通に美味しい。踏み込むと本家のコーヒー同様に色々なものが存在します。

 

クリームはちょっと馴染みが薄いかもしれませんが、「ベイリーズ」が超有名ですね。

カルーアのコーヒーの風味ではなく、バニラの上品な甘みが特徴です。

 

最後のハーブ・お茶系ですが、上記2つよりはクセがあるジャンルになります。

とはいえクセといいつつも基本的には強い甘みが伴っており、好みは別れますが飲みやすいものではあると思います。

 

ハーブ系のメジャーなものはカンパリ、イェーガーマイスター、コカレロなどなど結構あるのですが、とりあえずは入手性や値段、飲みやすさとしてカンパリが入門としては一番適切かもしれません。

甘苦い味、赤い色はソーダで割ってきれい

 

味わいの点ではお茶’(ティーリキュール)の方が飲みやすいですが若干お高めです。

↑抹茶リキュールはコスパ良し。でも人をえらぶか?

↑紅茶リキュールはこれか「フォション

 

と、いうことでだいぶ混成酒よりの説明になってしまいましたが、基本的にビールなども含めてあまりお酒を飲んだことがない方は、ジャンルとしてリキュールを選んだ方が入りやすいと思います。

 

 

 

ステップ2:度数と飲み方

 

混成酒を推している私ですが、度数はけっこう別れていて、ハーブリキュールに関しては40度前後のものも普通にあります。

いずれにせよそのままのむには甘すぎたり風味が強すぎるため、基本的には炭酸やジュースで割って飲むことになると思います。

上記でいう果実系とハーブ・お茶系は炭酸で割るだけでも美味しくいただけます

炭酸が苦手な場合、果実系に関してはジュースで割ったりお茶で割るといった方法もあります。

ピーチリキュール+烏龍茶=ピーチウーロン(場所によって名前がかわります)

カシスリキュール+オレンジジュース=カシスオレンジ

などが有名です。

 

コーヒーやチョコ系に関してはミルク割が王道というかハズレないですね。

ジュース割もありますがそこまでメジャーではない気もします。

炭酸は多分あわないと思いますが、銘柄によってはいけるかもしれません。

 

割材に関していえば、ハーブ・お茶系、特にお茶系のリキュールは自由度が高いですね。

だいたいどんな割り方しても美味しい気がします。

 

 

ステップ3:価格と産地

 

リキュールを飲むと決め、飲み方(割り方)も決まったとします。

あとは実際に銘柄を選ぶわけですが、ここで最後の選択肢があります。

それが価格と産地になります。

 

フルーツ系リキュールに関してですが、1000~2000円ラインのメジャーな銘柄は基本的には海外産のものとなります。

わかりやすい甘みである反面、人工的といいますか、甘すぎたり、クドさが感じられることもあります。(炭酸で割って気楽に飲む分には問題ナッシング)

そういう要素がひっかかる場合、国産の果物を使ったお酒が全国各地で作られているので、そちらを個人的にはおすすめします。

果実の風味そのままに、自然な甘さが感じられながらもお値段もお手頃です。

広島県、桜尾蒸留所のレモンロックス 常備したいけど飲み過ぎるので封印

↑わかりやすく上品に美味しい梨リキュール

 

フルーツ系は日本が様々な果実を作っていることもあり、基本的には安価で購入することができるので真におすすめのジャンル=国産フルーツリキュールです。

海外産も高級品(3000~5000円クラス)になると味わいの複雑味が増し、ストレートで飲んでも美味しいのですが、流石にお高いですね。

 

コーヒー系やハーブ系に関しては基本的には海外産が強く、国産品は若干高級品よりの扱いのものが多い印象です。

ですのでスーパーで買えるものでためして、はまったら国産品ふくめた高級品に挑戦するのが良いと思います。

↑国産コーヒーリキュールで抜群のコスパ。桜尾さんは安くて美味しいものをガンガン作ってくるので怖い

 

 

色々とリキュールを勧めてきましたが、最後にもう一つその理由があります。

先程も述べましたが、リキュールはジャンルの定義が広すぎて様々なお酒が無数に存在している状態で、味わいも簡単に類型化できるものではありません。

歴史的な背景をもつものも多く高級品も多くあるので、入口が広いからといっても決して初心者向けだと言い切れるものでもなく、探れば探るほどの深み、面白みが存在するお酒でもあります。

つまり、リキュールというお酒のジャンルは入口にも出口にもなりえるものであります。

単純に、BARで締めとしてリキュールをショットグラスでぐいってやるのも、なかなか格好良い飲み方じゃないかなと思います。

今回は超メジャーなものを紹介しましたが、読者様の好みのジャンルを探る手助けになれば幸いです。(いるのかなあ)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

鹿児島の自然とサントリー技術の融合、スッキリとコクのある『大隅<芋>』☆

 

来てくださり、ありがとうございます☆彡

 

今回はhinataが担当します♪

居酒屋で飲んだ焼酎『大隅 <芋>』をレビューします。

(写真を撮り忘れました(;・∀・))

www.suntory.co.jp

 

【今回のお酒】

名前:大隅 <芋>

ジャンル:焼酎

販売者:サントリー(株)

アルコール度数: 25度

原材料:さつまいも(国産)、米こうじ(国産米)

価格:1400円くらい(900ml)

 

◎どういうお酒?

大隅半島の黒ボク土で育った黄金千貫の甘味が楽しめる焼酎とのこと。

苦味や雑味をカットした原酒のみを厳選抽出しており、鹿児島の自然とサントリーの技術が生んだ1本なのだそう。

 

 

【飲み方】

お湯割り

 

【感想】

私はお湯割りで飲みましたが、スッキリした味わいが印象的でした。

居酒屋では焼き鳥や揚げ物を多めに頂きましたが、そういうお料理にもピッタリ合う爽やかな芋焼酎です。

 

 

★★★

 

今回の焼酎にはウイスキー造りで培った知見を活かしたサントリー独自の新製法『香り厳選蒸溜』というものを取り入れているそうです。

これは蒸溜後半に出てくる雑味や苦味成分を含んだ蒸溜液をカットし、芋本来の香りやコクのある部分だけを抽出する方法とのこと。

だからスッキリして飲みやすかったのかな~と思いました(*'ω'*)

 

また、ラベルは黒を基調とした背景に、書家の荻野丹雪氏による筆文字と鹿児島の象徴である桜島も描かれています。

ラインナップは私が飲んだ<芋>と

<麦>があります。

芋より麦のほうが平均的に少しお高めなようです。

 

 

★★★

 

9月に入りましたが、まだまだ暑いですね。

そろそろ秋の雰囲気を味わいたいです。。。

私は1年の中で秋がいちばん好きなのです(*^_^*)

そして、美味しいお芋やカボチャのお菓子&スイーツもたくさん出回るので、今から楽しみにしています☆

もちろん、芋焼酎の新酒の仕込みも消費者として見守って(?)います♪

 

~今年、hinataがレビューした芋焼酎

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました♫

 

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サイレントプールセミナー

 

ブログ訪問、ありがとうございます!

今回の記事はnezuの担当です。

今日は先月体験した『サイレントプール ジン』のセミナーについて書こうと思います。

 

 

先月、宮崎市のBar「tie & loose」さんにて、ゲストバーテンダー小川杏香さんを迎えて『サイレントプール ジン』のセミナーがあったので参加してきました!

小川さんはサイレントプールのブランドアンバサダーを務められており、海外のメーカーのお酒のアンバサダーの方に会える機会は宮崎だとあまりないので、イベントを知ってすぐに申込させてもらいました。

セミナー自体は無料だったのですが、とても無料の内容ではなかった)

 

当日、3時前に訪れるとサイレントプールを扱っている会社である「ウィスク・イー」さんの社員の方もいらっしゃいました!

席に座るとサイレントプールのトートバッグやピンバッジ、スコットランドのミネラルウォーターが置かれており、

(え、ナニコレ、持って帰っていいの・・・・・・?)

 

流石ですね。

ただでさえサイレントプールはジン会の中でもTOPレベルのオシャレボトルなのに、関連グッズをいただいてうれしくないわけがありません。

(お酒のレビューは忖度しませんが)

 

肝心のセミナーの中身ですが、アンバサダーである小川さんがブランドや製造法などを準備された資料とともに説明してくださいました。

私はあまりお店の方の写真を撮るのが好きではないため画像はあげられませんが、しっかりした内容のセミナーで、有料でも参加したいくらいでした。

多分、業界人がほとんど(酒造さんやBARや飲食店さん)だと思うので、話がスムーズにすすみ、三種類のジンのテイスティングもでき色々と勉強ができ、今後に活かしたいと思わせる内容でした。

セミナー後は6時よりゲストバーテンダーを迎えてのBARの営業開始。

私は小川さんのカクテル2杯、「tie and loose」マスターの緒方さんのカクテルを一杯、そして10周年記念ボトルのサイレントプールジンをオーダー。

 

↑は緒方さんのサイレントプールを使ったネグローニカクテル「Mellow Mellow」。

ネグローニが好きな私はこれが一番好みでした。

 

 

↑私がカクテル撮るのがクッソへたくそなため非常に申し訳ないのです。

小川さんのカクテルは女性らしい雰囲気が良くでており、「サイレントプール」のイメージをかなりよく体現されているなあと感じました。

アンバサダーとしての使命、誇り。カッコいい仕事だなあとほんとに思います。

 

飲んだお酒のレビューは後日行いますが、本当に参加してよかったイベントでした。

機会がありましたら、小川さんがいらっしゃるBarや、宮崎市の「tie & loose」でカクテルを味わってみてください。

 

Tie&Loose

所在地: 宮崎県宮崎市中央通2−28 カテイ堂ビル 3階

定休日:日曜

マスターの緒方さんもカクテルコンペで優勝された経験をお持ちの方で、タンカレーやドンフリオを使ったカクテルが楽しめます。

スピリッツ類も当然おいてますが、たぶんなにも考えずにカクテル頼むのが楽しいと思います。

僕はドンフリオ1942をちびちびやってます。

 

 

 

と、ここからちょっとした雑談。

質問できる機会があったので小川さんに聞いてみたことがあります。

 

「サイレントプールのブラックジュニパージンって飲まれたことあります?」

 

↑私が知る範囲で、プレミア価格とか終売品とかそういうの抜きにしてジンの最高価格

 

せっかくすぎる機会なので、プロの方の感想が聞きたかったのです。

当然?ながら宮崎で見かけたことはなく、知り合いに飲んだことがある人もいません。

ちなみに小川さんは飲まれたことがあるらしく、材料やら製法やら聞いたら、

「そりゃそんな値段になりますよね」

となり、なんかこう「うま味」を感じる味とか聞いて、飲んでみたいけど流石に飲めないですよね!

多分Barでハーフショットで5000円超えるでしょうし。

ボトルもすごいので欲しいんですけど、流石にこの値段のジンは買えない!

でも多分、再販もされないんだろうと思います・・・。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

 

↑多分ローズが一番入りやすいと思います。もちろん他のジンも美味しいです。