ひなたのお酒レビューブログ

hinataとnezuによる、お酒、宮崎満喫ブログ!

3年の違いを楽しむ『デュワーズ15年』!

 

ブログ訪問、ありがとうございます!

今回の記事はnezuの担当です。

今日はブレンデッド・スコッチの『デュワーズ15年』をいただきます。

 

【今回のお酒】

名前:『デュワーズ15年

ジャンル:ブレンデッドスコッチウイスキー

製造者:ジョン・デュワー&サンズ社

輸入者:バカルディジャパン

アルコール度数:40度

価格:6000円程度/750ml(写真は12年かったら付属してたミニボトル

公式HP:

www.dewars.com

  

どういうお酒?

デュワーズ15年の最大の特徴は、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドした後、もう一度樽で熟成させる「ダブルエイジ製法」です。この二度手間とも言える工程が、デュワーズ独特のなめらかさを生み出しているそうです。

15年以上熟成されたアバフェルディを中心に、40種類以上の原酒をブレンド。柑橘系の香りやスパイス、ほのかなスモーキーさが調和した、複雑ながらもバランスの取れた味わいに仕上がっているとのこと。

 

デュワーズ自体は近年、広告戦略や商品開発にかなり力を入れているブランドという印象で、いろいろな樽仕上げの派生商品を生み出しています。

そうしたカスクフィニッシュ品が身近にあるなかで縦に飲む飲み方、つまり白ラベル、12年、15年、21年という風に熟成の変化の楽しみ方をする機会は意外と少ないかもしれません。(熟成年数だけでなく、原酒構成などももちろん銘柄ごとに違います)

 

ブレンデッドスコッチはエントリーラインの物が安価(1000~2000円くらい)ですが、そこからさらに派生させるものとそうでないものに別れます。

例えばジョニーウォーカーでは赤ラベルの上位として黒ラベル、ダブルブラック、ゴールド、ブルーや時折変わった限定品などがでてきます。

↑ゲームオブスローンズとのコラボ品

 

反対に安価なエントリーラインのものだけで派生がないブレンデッド・スコッチも無数にあります。

ブラック&ホワイトなどですね。(単に日本に入ってきてないだけというケースもあります)

 

デュワーズに関しては先程述べたように、様々な派生商品があり、そして長期熟成品もあり、ひとつのブランドを深堀りしていくには面白い銘柄だと思います。

 

 

【飲み方】

ストレート

【感想】

 ゆったりとしたはちみつの甘い香り。りんごをはちみつでコーティングしたような甘さに後味に辛味が加わる。

苦みも並走するが甘みの下敷きのような感じで強い主張はない。

 

12年比べて、3年熟成がながいだけあってかよりまろやかに、複雑で強い味わい。

しかしながら12年が15年の下位互換というわけでなく、すっきりした甘みがすっと素直に入ってくるのが12年なので好みの問題でしょう。

トータルとしては15年のほうが味わいの満足度は高いですが、もちろんその分お値段もあがりますからね。

 

 しかしですよ、今回私は12年のボトルを購入したのですが試供品とはいえ50mlの15年のベビーボトルが付いてくるのは太っ腹だと思います。

12年は安価で2500円前後で購入できるのですがそこから3年熟成させると2倍以上の6000円となるわけです。

BARで飲めば50mlだと1500円はするわけで、ブレンデッドとはいえ?ならでは?なのか本当に愛好者の幅を広げる努力をされていると思います。(多分シングルモルトだとこういうことはなかなかできないと思います)

まだ売っているのであれば、15年付きのデュワーズ12年はおすすめです!

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

コスパ良しの12年

 

↑美味しいけどそれなりに値段も付随する15年

 

 

 

ファンならずとも楽しめるウイスキー『26 Twenty-Six』!

 

 

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今回の記事はnezuの担当です。

今日はジャパニーズウイスキーの『26 Twenty-Six』をレビューします。

 

※写りが悪くてまことに申し訳ございません

 

【今回のお酒】

名前:『26 Twenty-Six』

ジャンル:ジャパニーズブレンデッドウイスキー

製造者:尾鈴山蒸留所

アルコール度数:43度

価格:16500円程度/700ml

公式HP:

osuzuyama.co.jp

 

 

◎どういうお酒?

 

酒質の詳しいスペックは分からないのですが、米由来、麦由来のグレーンスピリッツを熟成させてブレンドしているようです。

尾鈴山蒸留所ではシングルモルトウイスキーも作っているのですが、その路線ではなさそう。

今回のこのお酒はある種の企画品といいますか、韓国の俳優、『パク・ソジュン』さんとのコラボ商品みたいな感じで、彼が宮崎を気に入っている、ウイスキーが好きという点から実現した一本というわけですね。

私が韓国系のドラマや映画をあまりみていないため(そもそも映画で出演俳優を気にしない)、失礼ながら全く知らなかったのですが、調べてみるととても活躍されている方で、私もこれを機会に出演されている作品を観てみたいと思います。

(あ、でもホラー系やサスペンス系の映画は見てます)

ちなみに「26」というのは俳優として成長し始めたのが26歳で、26がとても意味のある数字であり、素直さや情熱という意味が込められているそう。

 

 

【飲み方】

ストレート

【感想】

濃ゆく、甘ったるくない香り。

原酒の若さが若干ピリピリきますが、濃厚で苦み、スパイシーさがちょうどよくまとまっています、

 

飲んだ当時の感想メモが少し意味不明だったのですが、飲んだ時はシングルモルトと勘違いしてたんじゃないかなと思います。

そもそも尾鈴山蒸留所は、シングルモルトウイスキーを特殊な木材の樽(栗など)を使用していて、風味が結構独特であったがために、今回の『26』がどういうものであるのか正確に掴めていないというか先入観があったように思います。

 

また飲んでみたいと思うのですが、お酒の美術館(宮崎店)にボトルがまだ置いてあったような気がします。(なかったらすいません)

 

お酒のスペックが正確には分からないのですが、ブレンデッドで15000円オーバーは気軽には買えませんし、かといってただのコラボボトルという一言で済ませるには惜しい味わい、ボトルでもあります。

 

もう少しウイスキー熱が落ち着いてきたら、まずは尾鈴山蒸留所のシングルモルトをもう少し味わってみたいと思います。

エントリーラインのウイスキーがでてきたら嬉しいんですが、まだシングルモルトがメインでそれなりのお値段しちゃうので、実際に飲めてる県民はごく一部だと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

 

↑今現在、尾鈴山蒸留所のお酒のイチオシはコレ!焼酎としては高いけど美味しい!

↑飲みたいんですけど、結構いいお値段しちゃう

 

 

 

 

 

外行きに美味しいウイスキーを『マルスウイスキー フォー アウトドアラバーズ』!

 

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今日はブレンデッドウイスキーの『マルスウイスキー フォー アウトドアラバーズ』をいただきます。

 

【今回のお酒】

名前:『マルスウイスキー フォー アウトドアラバーズ』

ジャンル:ブレンデッドウイスキー

製造者:本坊酒造

製造所:マルス駒ヶ岳蒸溜所

アルコール度数:46度

価格:3960円程度/700ml

公式HP:

www.hombo.co.jp

◎どういうお酒?

焚き火の夜に寄り添う一杯

アウトドアの夜、揺れる炎を眺めながらグラスを傾ける至福の時間。そんなシーンのために生まれたウイスキーとのこと。

(キャンプしないのでどういうウイスキーがアウトドア向けっぽいのか分かりません。こればっかりは体験しないと感覚が伴わないですね)

アウトドア好きのためのウイスキー

本坊酒造の「マルスウイスキー フォー アウトドアラバーズ」は、自然を愛する人たちのために造られたブレンデッドウイスキーです。BBQでのハイボール、焚き火を眺めながらのロックグラス。どんなアウトドアシーンにも寄り添ってくれる一本として、2025年に登場しました。

焚き火の煙を想わせる味わい

ブレンダーがアウトドアの空気感を表現。

香りは甘く心地よく、優しい果実味が広がります。そして特徴的なのが、焚き火の煙を想わせるスモーキーな余韻。キャンプの夜、パチパチと燃える薪の香りと重なり合うような、不思議な調和を感じさせてくれます。

アルコール度数46%のしっかりとした飲みごたえながら、飲み疲れしない優しさも兼ね備えているとのこと。

 

【飲み方】

ストレート

【感想】

アイラのシングルモルトなどに比べたら、当然ながら穏やかにスモーキー。

パンチは抑えめで、チョコの甘みのあとに心地よい苦み、スパイシー。

46度の割に飲みやすいが薄くはなく適度な飲み応えがあります。

 

ブレンデッドウイスキーとしてはミドルレンジというかそこそこの値段。ラベルでは分かり辛いですが、英国産のウイスキーモルトウイスキー?)を使用しているっぽいのでジャパニーズウイスキーというカテゴリーではなさそうですね。

日本メーカーのブレンデッドウイスキーは正直なところ、比較飲みが非常に難しいカテゴリーでして、原材料が国内のみのものもあれば海外原酒を使っているものなど実に幅が広いため、スコッチのブレンデッドウイスキーのような比較というよりは、純粋にその銘柄が美味しいか、コスパが良いか、といった感じになるんじゃないでしょうか。

 

そうしたときに、特に小難しいことを考えずに外行きに持っていって飲める、ギリギリのラインの値段のウイスキーじゃないかなあと思います。

2000円台だとスーパーなどで手軽に買えるものが多そうで特別感がなく、5000円越えると外でざっくり飲むよりは家でじっくりになるんじゃなかろうかと、インドアの自分は想像します。

 

普通にメーカーさんのコンセプト通りに楽しめる良いお酒だとは思います。

個人的にはラベルがちょっともったいないというか、1000円台のウイスキーのラベルっぽい感じがしてしまうんですよね。

赤背景に赤い炎で最初見たときよくわからなかったんです。

ラベルが味を決めるわけじゃないんですが、お酒の写真をアップする方も増えているので、どうせなら、ね?

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

 

↑限定品扱い?レギュラー?どうなんだろう。

 

↑これも海外原酒を併用したブレンデッド、若干高めだけどおいしい

 

 

 

 

 

 

 

樽由来の風味を楽しむ『プーニ アルテ リミテッドエディション01』!

 

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今日はイタリアンウイスキーの『イタリアンモルトウイスキー アルテ エディション01』をいただきます。

 

 

【今回のお酒】

名前:THE ITALIAN MALT WHISKY  ARTE Limited Edition 01(ザ・イタリアン モルト ウイスキー  アルテ)

ジャンル:ウイスキー

蒸溜所:プーニ蒸溜所

アルコール分:43%

原産国:イタリア

価格:8000円程度(700ml)

※リミテッドエディション01は終売

公式HP:

www.puni.com

宮崎市のワインバー、Petite Paletteさんにて

ワインメインですが、蒸留酒やリキュールもちょっと置いていてオススメです!

どういうお酒?

イタリアのプーニ蒸留所で作られているウイスキーで、色々バリエーションがあるのですがこれはその中の一つ、『アルテ』の最初の銘柄です。今回はリミテッドエディション01でバーボン樽で熟成したものとアイラウイスキー樽で熟成したものをバッティングしたものらしい(それぞれ6年程度)のですが、毎回同じ構成ではない点は注意が必要です。

プーニ蒸留所の背景

以前、プーニ蒸留所のお酒をhinataが紹介したことがありますが、自分用におさらい。

 

hinata0513.com

 

プーニ蒸留所は2010年に設立された、イタリア初にして唯一のウイスキー専門蒸留所です。場所はイタリア、オーストリア、スイスの三国境近く、アルプス山脈のオルトラー山脈の麓にあるヴィンシュガウ渓谷のグロレンツァという小さな町。建築業で成功を収めたアルブレヒト・エーベンシュベルガーが、スコットランドの「生命の水」への深い情熱から設立した家族経営の蒸留所です。

蒸留所の名前「プーニ」は、この渓谷を流れるプーニ川から取られており、まさにこの土地への愛着が感じられます。

「アルテ」が特別な理由

アルテ(ARTE)はイタリア語で「芸術」を意味します。その名の通り、このリミテッドエディションはプーニ蒸留所の技術と創造性を表している作品です。

熟成に関して

アルテの最大の特徴は、その複雑な熟成プロセスにあるようで、01に関しては上で述べたようにアメリカのバーボン樽とアイラ島のアイラウイスキー樽でそれぞれ約6-7年間熟成されたモルトブレンドをしています。この組み合わせにより、アメリカンオークの甘さとアイラ島のスモーキーな個性が表出されているとのこと。

 

 

【飲み方】

ストレート

【感想】

アイラのウイスキー樽を使用しているだけあり、スモーキー。

味わいにもその特徴はでており、知らずに飲めばアイラウイスキーかな?と思うほど。

パンチは控えめで繊細、ゆっくりと甘みが広がりますが、唯一無二の個性といえる程の特徴は感じないかも。

 

美味しいは美味しいです。

ただ、こういう系統のものが飲みたいのであれば素直にアイラモルトを飲めばいい気もします。終売品ではありますが当時の価格で8000円くらいはするので、それくらいだせばだいたいのオフィシャルの10~12年のものは買えます。

逆に言うと、わざわざこれを飲むというのはアイラウイスキーの風味を楽しみつつも、それらとの違いに価値を見出すことではないか、と思います。

イタリアンモルトの個性を拾ったり、どこの蒸留所の樽なのか考えてみたりと、ちょっと中級者以上の楽しみ方なんじゃないかな、と。

私はそこまで分かりませんが、そういう楽しみ方ができるという点で面白い一本です。

 

あとはイタリアという要素から、普段はワインを飲む方が物珍しげにこちらのウイスキーを飲むパターンはあるかもしれません。

実際プーニのウイスキーはけっこうワインを扱っているサイトで取り扱いが多いんですよね。

 

なにはともあれ、安いうちに買っておけばよかった(以前より3000円くらいは値上げされてる)と思うプーニ蒸留所のウイスキーでした。

やはりボトルデザインが素晴らしいですね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

↑ゴールド。まだ飲めていない。蒸留所のスタンダードラインなのかな

↑ソーレ。PXカスクも使っているだけあって甘い、美味しい!

 

 

 

 

美味しいけどもどかしい『ゴードン&マクファイルトマーティン 2009年』!

 

 

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今回の記事はnezuの担当です。

今日はスコッチウイスキーの『ゴードン&マクファイルトマーティン 2009年』をいただきます。

 

名前:『ゴードン&マクファイルトマーティン 2009年』

ジャンル:シングルモルトスコッチウイスキー(ボトラーズ)

製造元:トマーティン蒸留所

アルコール度数:43度

価格:8000円~9000円程度/700ml

公式HP:ゴードン&マクファイル

www.gordonandmacphail.com

◎どういうお酒?

老舗ボトラーが贈る「入門編」の真価

1895年創業、130年の歴史を誇る老舗独立ボトラー、ゴードン&マクファイル(GM)社。2024年春に新たに立ち上げた「ディスカバリー」シリーズ。

シングルモルトウイスキーの入門編として位置づけられているようで、今回ご紹介するトマーティン 2009年は、このディスカバリーシリーズの中で私が初めて飲んだ一本です。

GM社は「ディスカバリー」のほかに「コニサーズチョイス」をよく見聞きします。「ディスカバリー」は従来のコニサーズチョイスよりもさらにアプローチしやすい価格帯と味わいで、ウイスキー愛好家の裾野を広げる狙いがあるそうです。

トマーティン蒸留所の魅力

トマーティン蒸溜所はスコットランド・ハイランド地方にあり、1897年に設立されました。1985年から現在までは宝酒造が所有しており、日本企業がスコットランドで初めて所有した蒸溜所という特別な意味を持ちます。

ハイランドウイスキーとしての個性

トマーティンのウイスキーは、リンゴや洋ナシを思わせるフレッシュでフルーティーな香りが特徴で、口当たりは柔らかくバニラやスパイスの風味がバランスよく楽しめる特性があります。ハイランドウイスキースコットランドの北部にあるハイランド地方で製造されるウイスキーで、広大で範囲が広い地域のため、バラエティに富んだエリアとして知られています。

このボトルは「入門編」として位置づけられているものの、ある程度飲み慣れた方にとっても以下の価値があります:

  • コストパフォーマンス: 老舗ボトラーの品質を手頃な価格で体験
  • 比較体験: 他のトマーティンボトルとの比較で蒸留所の個性を深く理解
  • GM社の哲学: 独立ボトラーの熟成管理技術を学ぶ教材として

 

【飲み方】

ストレート

【感想】

フレッシュでフルーティーな香りで、尖ったクセは感じられない。

上品で甘めの味わいと、スパイシーさ、苦みといった要素を感じられ楽しめる。

オフィシャル12年に比べるとスパイシーさは弱く、飲みやすく仕上げられている。

 

 

オフィシャル12年と同年数熟成のトマーティンです。

なかなかオフィシャルとボトラーズの飲み比べ、しかも並行に飲むというのが機会が少ないため、この面白さを楽しむのは少しハードルが高いと感じています。

値上がりし続けているスコッチシングルモルト、そこに加えてボトラーズとなるとさらに値段は上がります。

今回のシリーズは比較的購入しやすいとはいえ、オフィシャルに比べて3000円くらいは高価になっていますし、とはいえオフィシャルが美味しくないというわけでもなく、本当にもう好みを追求したりマニアのいい意味での遊びだと思います。

私は今回は『ALWAYS Mahalo ハイボール Bar』さんで飲みましたが、ボトラーズのものはこうやってBARで試してみるのが最終的にはコスパが良いのかなあと。(おしゃれなボトルデザインがボトラーズに多いのもあるのでラベル買いもありではあります)

私自身はウイスキー専門にしてるわけではないので、オフィシャルですら踏み込みきれていないのにボトラーズまで無節操に手を出すとお金が持たないですね。

ただし、たまにはこういうものを楽しむのも大事で、新たな視点や発見がもたらされると実感しています。

 

総評としては、オフィシャルより軽やかで上品に甘く、飲みやすいと思いますが2009年蒸留のものはだいたい売り切れで、今は2011年のものがでています。

それらが今回のものと味わいが同等かは分かりませんし、少なくとも値段は上がっていますので、今回の2009年トマーティンが美味しいとしていますが、2011年のものを買おうという気持ちはあまりありません。

いや、もちろんポンポン買えるなら買いたいですけどね!!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

 

 

↑かろうじて残ってたけども!他のお店はちょっと高いですね

↑オフィシャルも美味しいです。

 

スモーキーだけど親しみやすい『ブナハーブン トチェック ア ガー』!

 

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今日はちょっと変わった?スコッチウイスキーの『ブナハーブン トチェック ア ガー』をいただきます。

 

 

名前:『ブナハーブン トチェック ア ガー』

ジャンル:シングルモルトスコッチウイスキー

製造元:ブナハーブン蒸留所

アルコール度数:46.3度

価格:7000円~8000円程度/700ml

公式HP:

bunnahabhain.com

 

◎どういうお酒?

 

アイラの隠れた名品ブナハーブン トチェック ア ガーは優しさとスモーキーさが共存するウイスキー

普通のブナハーブンとは違う?

ウイスキー好き、特にアイラ好きなら一度は聞いたことがある「ブナハーブン」。アイラ島の蒸留所の中では珍しく、ピートをほとんど使わない優しい味わいで知られていますが、今回ご紹介する「トチェック ア ガー」は、そんなブナハーブンのイメージを覆す一本。なんと、ヘビーピートを使った、まさにアイラモルトらしいスモーキーなウイスキーです。

「トチェック ア ガー」って何?

「トチェック ア ガー」とは「スモーキー トゥー(Smoky Two)」という意味のゲール語です。

つまり、「スモーキー第2弾」という意味らしくブナハーブンが初めて本格的にピートを使ったシリーズということを表しているようです。

 

アイラ島で最も優しいウイスキーが一転

ブナハーブンと言えば、アイラ島では珍しい、ピートを殆ど使わない麦芽を使用したウイスキーを生産していることで有名です(ピートの焚き込み量を示すppmアードベッグラフロイグの45-50ppmに対して、ブナハーブン12年は2ppm)

通常のブナハーブンは2ppmという、ほぼピートを感じないレベル。それが今回は35~45ppmという、他のアイラモルトに匹敵するピート量を使用しています。

 

【飲み方】

ストレート

【感想】

ピーティーだが穏やかな甘い香り。最初は静かな、フルーティーな甘さがあるが舌を通った頃には甘さと平行して苦みがきます。心地よい甘苦さが残る、静かに味わうお酒。

どんな人におすすめ?

ピート強めながらも味わいが優しいため、アイラのウイスキーを試してみたい方やブナハーブンのいつもと違った顔を楽しみたい方に良い一本じゃないでしょうか。

おそらくそこまで有名な銘柄でもないと思うので、レアなボトルを飲んでる満足感も得やすいんじゃないかなと思います。

ただし、私は地元の酒屋でみかけたことはなく、国内ではあまり流通していないかもしれません。ネットであれば普通に見かけます。

 

正直、手元に置きたいウイスキーの一本です。

買おうと思ってたら第一弾の『トチェック』は休売?になっており、Barで見かけてオーダーしたら、

「ん?なんかラベル変わってる?」

と、『トチェック ア ガー』になってるのに気が付きました。

比較的穏やかなウイスキーを作っているブルックラディ蒸留所が、ヘビー路線の『オクトモア』や『ポートシャーロット』を作っていますが、そちらほどは知られていない銘酒だと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

 

 

↑基本の12年。知らない間にめちゃくちゃ上がってますね・・・。

↑次アイラ系なにか買うときはコレかも。

 

 

 

 

普段よりちょっと贅沢な一杯を『ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ』!

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今日はブレンデッド・スコッチの『ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ』をいただきます。

 

 

【今回のお酒】

名前:『ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ

ジャンル:ブレンデッドスコッチウイスキー

製造者:ジョン ウォーカー アンド サンズ社

輸入者:ディアジオ

アルコール度数:40度

価格:5000円程度/700ml

公式HP:

www.johnniewalker.com

どういうお酒?

この『ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ』は、初心者でも楽しめる親しみやすさと、上級者も唸る奥深さを併せ持つ、まさに「ちょうどいい」一本なのかもしれません。

ブランドの歴史と信頼性

ジョニーウォーカー1820年創業の老舗スコッチウイスキーブランド。

190年以上の歴史を持つこのブランドは、世界で最も愛されるウイスキーの一つです。

ゴールドラベルは、その中でもプレミアムクラスに位置する特別な存在ではありますが、比較的手頃な値段に収まっていると思います。

レッドラベルやブラックラベルよりも高いですが、その分ワンランク上の品質です。

製法の特徴

 

 

【飲み方】

ストレート

【感想】

上品なハツミツの甘い香り。

すっと入ってくるおもすぎず軽すぎない甘さ、次にスパイシーな辛味苦みで様々な味わいが重なり合い、美味しい。

これより下の価格帯のシリーズよりは明確に複雑さが感じとれます。

クライヌリッシュを愛飲していない私にはそれっぽさは分からず。

価格とコストパフォーマンス

価格帯:約5000円(700ml)

5000~6000円クラスのブレンデッドウイスキーということで、非常に頭を悩ませる位置にあるお酒かもしれません。

何故なら、この価格帯は多くの蒸留所のシングルモルトのエントリーラインが買える価格帯であり、ウイスキーにハマりだすとブレンデッドよりはシングルモルトに興味を持つようになると思うからです。

2000円台のブレンデッドウイスキーの味わいの安定感は流石ですが、それよりも高いラインになってくると安定感よりは個性を楽しみたくなってくるものかもしれません。

とはいえ、高いブレンデッドウイスキーは価格に沿った分の品質の原酒が使われているように思いますし、それらを上手くブレンドしていることでブレンデッドはブレンデッドでしか味わえない楽しみがあるとも言えるでしょう。

ちょっといい酒を、こだわりすぎることなくさらっと飲みたい。

そんなときにこういうポジションのお酒は手元にあると嬉しいですね。

シングルモルトの高騰に比べて、ブレンデッドは比較的緩やかなのも嬉しいところ。

 

かくいう私も家には置いていないので説得力がないですね。

私がウイスキーしか飲まないのでしたら多分買っていたと思うのですが、いかんせん5000~6000円ラインは欲しいお酒が山のようにあるので、どうしても個性やストーリー、特徴を求めてしまいがちに。

とはいってもブレンデッドは「極端に趣味に合わない」ことは少ないと思うので、5000円クラスで安定した(供給的にも)おいしさの一本が欲しい方にはちょうどいい一本だと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

 

 

↑居酒屋で見かけるのはレッド・ブラックまで。ちょっとした特別感を!

↑Barでも人気のグリーン。値段が並んでしまってこれはこれで悩ましい。