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今回は、カクテルの始まりについて調べてみました。
カクテル(cocktail)という言葉は、分解すると
「cock tail」=「雄鶏の尾」
という言葉になります。
なぜ、そのような名前がついたのでしょうか。
その理由には諸説あり、実は現在においても明確なことは分からないそうです。
ただ、語源の由来として、下記があります。
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【その①:親孝行娘のお話】
アメリカの片田舎で宿を経営するジム。
ある日、闘鶏で一度も負けたことがない自慢の雄鶏がいなくなってしまい、意気消沈していました。
ジムの娘・マリーは、そんな父を見かね、父親の雄鶏を探し出してくれた男性とは結婚してもいい、と宣言します。
やがて、1人の青年士官がジムの雄鶏を発見し、連れて帰ってきました。
大喜びしたジムは、身の周りの酒をバケツに注ぎ込み、祝杯をあげます。
この混ぜ合わせたお酒がとても美味しかったため、それ以後、酒をミックスしたものを、雄鶏にちなんで「cocktail」と呼ぶようになりました。
【その②:勘違いのお話】
その昔、メキシコの酒場で、英国の船員に「その飲み物は何か?」と問われた店員。
飲み物を混ぜるための、雄鶏の尾のような形をした小枝のことを聞かれたと勘違いして、「コーラ・デ・ガジョ(雄鶏の尾)」と答えました。
これが英語の「tail of cock」→「cocktail」に。
【その③:バー「四角軒」のお話】
独立戦争時、ニューヨーク市の北に「四角軒」というバーがありました。
経営者ベティは、反独立派の地主の家から盗んだ雄鶏の尾を、ラム・パンチのボウルに飾って喝采を浴びます。
それ以後、人々は酒をミックスした飲み物を「cocktail」と注文するようになったそうです。
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カクテルとは、「酒(ベース、その他)に副材料(ジュース、フルーツやスパイスなど)を混ぜて作る飲み物」のことです。
つまり、カクテルは「酒+something(サムシング=何か)」であると考えられます。
カクテルの起源は、紀元前の古代エジプトや古代ローマの時代までさかのぼります。
当時のお酒は、ビールやワインが中心。
しかし、ビールは白く濁り、ワインはアルコール度数が低く、ともにすっぱい飲み物でした。
人々は、これらの酒を美味しく飲むため、ビールにはハチミツを、ワインには草の根や木の皮、水を混ぜました。
これがカクテルの原型だと言われています。
その後、中世ヨーロッパでワインに香草を混ぜて飲んだり、インドから伝わった「パンチ」がイギリスで流行したりと、カクテルは発展を遂げていきます。
そして、19世紀後半の人工製氷機の開発をきっかけに、「マティーニ」や「マンハッタン」といった現代的なカクテルが登場しました。
日本人がカクテルの存在を知ったのは、明治時代のこと。
1869(明治2)年にジンが初めて輸入されてからです。
関東大震災後や太平洋戦争中のバー受難の時期には、カクテルも下火になりました。
しかし、戦後の高度経済成長期を経て、1979(昭和54)年に始まった「トロピカル・カクテル・ブーム」や、80年代の「カフェ・バー・ブーム」によって、カクテルは日本にも広く浸透していきました。
私にとって初めて飲んだカクテルは・・・忘れてしまいました(笑)。
恐らく、Barに連れて行ってもらって飲んだのが始まりでした。
見た目が華やかで、ピカピカに磨かれたグラスに注がれた飲み物。
Barに行ったのはもちろん、カクテルを飲めるなんて大人の女性でカッコイイなと思いました。
私が大好きなのは、フルーツカクテルです。
フレッシュなフルーツをふんだんに使い、その時期にしか楽しめない限定的なカクテルが多いです。
だからこそ、わざわざ飲みに行きたくなります。
冬は、いちごがグラスいっぱいに乗っている、甘~いカクテルが飲みたくなります。
今年も行きたいなぁ・・・♡