来てくださり、ありがとうございます☆彡
今回は、ウイスキーについて学びます。
ただ「飲む」だけでなく、お酒について知ることで、より美味しく頂けると思っています。
【『ウイスキー』の定義】
そもそも、一般的にウイスキーと呼ばれるためには、下記の3つの条件を満たしていることが必要です。
これらに加え、使用する原料や熟成年数など、国ごとに様々な定義を定めている場合が多いです。
そのため、その国の定義を知ると、その国のウイスキーの特徴が見えてくるとも言えます。
①穀物が原料であること
原料は大麦、ライ麦、小麦、オート麦、トウモロコシなどの穀物であること。
②蒸留酒であること
穀物を麦芽などで糖化させ、発酵、蒸留を行って造られる蒸留酒であること。
③木樽熟成をしていること
蒸留して得られたスピリッツ(蒸留液)を木製の樽に貯蔵し、熟成させていること。
【ウイスキーで大切な5つのキーワード】
ウイスキーの風味や味わいで大切なキーワードは、5つあります。
使用する原料や製造工程において、ウイスキーに影響を与えています。
①水
様々な製造工程で大量に使用する水は、仕込み水と呼ばれます。
軟水か硬水かなど水の質の違いがウイスキーに大きな影響を与えています。
②原料
モルトウイスキーはモルト(大麦麦芽)のみ、グレーンウイスキーやバーボンはトウモロコシ・小麦・モルトなどが原料。
原料の種類や質の違いによる影響は大きいです。
③ピート
モルトウイスキーで麦芽を乾燥させる時、焚き込まれるのがピート(泥炭(でいたん))。
使う量や時間、ピートの産地によって「ピーティ」さが異なる。
④蒸留
単式蒸留器を使うとウイスキーは複雑な味わいに、連続式蒸留機を使うとシンプルな味わいになります。
蒸留器の形状によっても酒質は異なります。
【ウイスキーの種類について】
原料と蒸留方法の違いにより、『モルト』・『グレーン』2種類の原酒に分けられます。
単一蒸留所で造られた、複数の樽のモルト原酒を混ぜて瓶詰めしたもの。
●ブレンデッド(ヴァッテッド)モルト
②グレーンウイスキー
トウモロコシなどの穀物を使い、連続式蒸留機で蒸留します。
●シングルグレーン
単一蒸留所で造られた、複数の樽グレーン原酒を混ぜて瓶詰めしたもの。
上記①~③の他に・・・
単一の樽から瓶詰めしたもの。
『カスク』とは樽という意味です。
★★★
ウイスキーと一口に言っても、原料や製造工程が異なったり、原酒と蒸留方法の違いがあったりと、銘柄1つ1つに物語があるのも理解できます。
『シングルカスク』は名前を耳にしたことはあるけど、ようやく分かり始めてきました(笑)。
慣れない横文字ばかりの言葉に戸惑いつつも、少しずつ知識を増やしていけたらいいな~と思っているところです。
- 価格: 2505 円
- 楽天で詳細を見る
最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪