ひなたのお酒レビューブログ

hinataとnezuによる、お酒、宮崎満喫ブログ!

大辛口の『男山 特別純米酒 国芳乃名取酒』を味わう☆(※追記あり)

 

来てくださり、ありがとうございます☆彡

 

 

今回は、日本酒の『男山  特別純米酒  国芳乃名取酒』を頂きます。

 

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【今回のお酒】

名前:男山  特別純米酒   国芳乃名取酒(くによしのなとりざけ)

ジャンル:日本酒(清酒

製造者:男山株式会社

アルコール分:15度

原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)

日本酒度:+5

酸度/アミノ酸度:

精米歩合:55%

価格:3300円(1.8L)、1650円(720ml)、628円(300ml)

 

◎どういうお酒?

微かに酸を感じるシャープな切れ味が特徴、男山一番の大辛口の純米酒です。

赤穂浪士達が男山の酒を飲む姿を描いた歌川国芳の浮世絵『誠忠義臣名々鏡』から名前をとっており、海外では『特別純米  男山』の酒名で展開。

お寿司やお刺身との相性の良さから、世界中で求められる『SAKE』へと成長しています。

 

 

【飲み方】

 冷や

常温(※追記) 

 

【感想】

爽やかな香りに誘われて、一口。

大辛口ならではの、スッキリとした味わいにキレの良さ。

脂の乗ったお料理には、最高のお相手。

旨みを感じつつ余韻が残りすぎないので、お料理の味を邪魔することなく、どちらも味わうことができると思います。

 

※12月7日追記

今回は常温で頂きました。

冷やの時よりも甘みを強く感じます。

キレの良さは変わらず、アルコール分がダイレクトに伝わってきます。

純米酒は常温で飲むのに適しているのもあり、とても美味しく頂きました。

 

 

★★★

 

『御免酒』と呼ばれる江戸幕府の官用酒であり、歌舞伎や浄瑠璃、浮世絵にも描かれるほどの人気を誇った『男山』。

男山株式会社さんは、江戸時代、関西伊丹の地で木綿屋の屋号を掲げて酒造りを行っていた山本三右衛門が男山八幡宮からその名を取ったそうです。

彼が生み出した酒を継承し、今日まで造り続けています。

 

男山株式会社さんは北海道にあります。

清酒醸造に適した厳しい寒さの気候風土や、大雪山の万年雪から染み出る伏流水により造られたお酒は、宮崎に居ながら北海道の自然を感じられる気がします。

そして、一大イベントとして『酒蔵開放』を行うほか、北海道の自然を大切にするため『男山自然公園』の管理運営や酒造り資料館も設けていたりと、多岐に渡り日本の素晴らしさを体感することができます。

 

ブログを拝見すると、コロナ禍による大幅な在庫過多のため、この冬のお酒造りを大幅に縮小せざるを得ない状況だそうです。

私は雇用者としての経験しかなく、経営者の大変さを想像するのは難しいです。

しかしながら、日本の守りたい伝統である『日本酒』を日々味わうことが、何らかの一助になれば嬉しいなと思います。

最近は特に、こういう思いを抱きながら一口一口、じっくり味わって飲んでいます。

 

※先日レビューした『東洋美人』も大辛口でしたが、今回の男山のほうが分かりやすく辛口という感じでした。

「辛い」と言っても、塩辛さの「辛い」ではなく、どちらも日本酒が持つ甘みを感じましたが、単純に甘さが控えめという意味で男山は言葉通り辛口でした。

 

対して、『東洋美人』は評判通り、大辛口とは一言で表現できない味の複雑さや深みがあったように思います。

 

 

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪

 


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