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今回は、『日本酒度』・『酸度』・『アミノ酸度』について学びます。
上記の『東洋美人』には日本酒度の記載はありませんが、酒瓶のラベルや店頭のPOP?で書かれているのを目にします。
【日本酒度】
水に対しての日本酒の比重を、「0(ゼロ)」を基準に「+(プラス)」と「-(マイナス)」で数値化したもので、日本酒度計を使用して測定します。
日本酒度の数値は、アルコール度数が同じ場合、お酒に含まれる糖分を主とした成分の量が多いほど「-」(水に対して重い)へ、逆に糖分の量が少ないと「+」(水に対して軽い)へと傾いていきます。
また、アルコールは水よりも比重が軽いため、アルコール度数が高いほど「+」に傾きます。
糖分の量が多いということからも、日本酒度が「-」であれば甘口のお酒となるのはおおよそ見当がつきます。
しかし、日本酒度が「+」であれば辛口かと言えば、必ずしもそうとは断定できません。
これは辛口のお酒の「辛い」とは、糖分の多い甘口のお酒に対し、その反対語として用いられてきた表現であるためです。
一概に「日本酒度が高い=辛口」と言えないのは、日本酒を辛いと感じるのには、様々な要素が関係しているようです。
特に、酸や香りののり方によって同じ日本酒度のお酒でも甘辛の感じ方は異なってきます。
例えば、甘みを感じる飲み口なのに、香りや酸がしっかりと立って、後味にキレがある場合があります。
このような日本酒は、人によって甘くも辛くも感じたりします。
【酸度・アミノ酸度】
酸度は旨みや酸味のもとになる有機酸の量を、アミノ酸度はコクや旨みをもたらす約20種類のアミノ酸の量を相対的に表したもので、日本酒の味わいに大きな影響を与える要素です。
ちなみに、酸度が高いと濃厚で旨みを含んだボディのある味わいに、逆に少ないと端麗で軽やかな味わいに感じます。
また、酒米も違えば味も違うので、同じ数値でも味が同じというわけではないそうです。
日本酒の「辛さ」を判断する時は、酸度、アミノ酸度にも注目しましょう。
★★★
最近、ようやくラベルや店頭のPOPを見るのが楽しくなってきました。
知識ばかりが先行して頭でっかちでは面白くないけど、「知る」ことは強い味方になってくれます。
日本酒度は糖の比重を計っており、「辛さ」を計ってるわけではない・・・
分かっているつもりでも、混乱することは多々あります(笑)。
あとは、「+」が糖が多いと逆に考えがちなところも。。。
慣れるしかなさそうですね。
ラベルをはじめ、それぞれの基準は、お酒のプロフィール。
人と一緒で仲良くなるために、相手のことを知る手がかりとして、これからも丁寧に読みたいところです。
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今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪