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今回は、バーボンの『エヴァン・ウィリアムス 12年』を頂きます。
【今回のお酒】
名前:Evan Williams(エヴァン・ウィリアムス) 12年
ジャンル:ウイスキー(バーボン)
所有者(製造元):ヘヴンヒル蒸留所
輸入者:バカルディ ジャパン株式会社
アルコール分:50.5%
原材料:グレーン、モルト
原産国:アメリカ合衆国(ケンタッキー)
価格:3300~4500円前後(750ml)
◎どういうお酒?
エヴァン・ウィリアムスは、世界第2位の販売量を誇るケンタッキー・ストレート・バーボンです。
50.5度のアルコールが強烈なパンチを醸し出しつつも、上品な香りを損なわず、まろやかな口当たりです。
【飲み方】
ストレート
水割り(エヴァン・ウィリアムス 12年と水を、1:2の割合)
【感想】
キャラメルのような香りが鼻いっぱいに広がります。
アルコール分が50.5度なので、力強さがあります。
ちょっとスパイシーだけど、甘くまろやかで飲みやすいです。
味を確かめるように少しずつ飲んでいると、ナッツのような風味にも出会えました。
★★★
ヘヴンヒル蒸留所は、禁酒法の解禁後の1934年にシャピラ家によって設立されました。
アメリカ最大の独立系・家族経営のスピリッツ製造会社で、ケンタッキー州バーズタウンに拠点を置いています。
ヘヴンヒル蒸留所は1996年に起こった大火災で焼失したものの、バーンハイム蒸留所を買収し、現在はそこでスピリッツの蒸留を行っています。
そして、エヴァン・ウィリアムスとは、1783年にケンタッキー州ルイヴィルで、とうもろこしからウイスキーを作ったとされる人物の名前です。
また、ライムストーン(石灰岩)から湧き出る水を発見したこともウイスキー作りに繋がっています。
ラベルにある「SINCE1783」という表示は、会社の創業年ではなく、ウィリアムスが蒸留した年を表しています。
エヴァン・ウィリアムスは12年の他に、ブラックラベル・シングルバレル・ハニー(リキュール)があります。
★★★
バーボンはスコッチなどのウイスキーと比べると、長期熟成していないのが特徴の1つです。
そんな中で、エヴァン・ウィリアムス 12年は貴重なお酒だと聞いたことがあります。
確かに、12年も熟成されたバーボンは珍しいですよね。
そして、ヘヴンヒル蒸留所を調べたことで、バーボンは1つの蒸留所が数多くのブランドを扱っているということを改めて学びました。
独自の歴史を刻み続けている姿は、とてもカッコ良く感じます。
エヴァン・ウィリアムス 12年 750ml バーボン ウイスキー
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