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今回は、ジンの『季の美 京都ドライジン』をいただきます。
【今回のお酒】
名前:KI NO BI Kyoto Dry Gin(季の美 京都 ドライ ジン)
ジャンル:ジン(ジャパニーズ)
製造者:株式会社Number One Drinks
販売者:株式会社ウィスク・イー
アルコール度数:45%
価格:5000円(700ml、税抜)
◎どういうお酒?
お米から造ったライススピリッツと伏見の名水をベースに、京都の老舗の玉露、柚子などの素材を6つに分類(「ベース」「シトラス」「ティー」「スパイス」「フルーティ&フローラル」「ハーバル」)し、別々に蒸溜しています。
その後、絶妙なバランスでブレンドしました。
京都と英国の伝統を融合させた、国産クラフトジンです。
【飲み方】
ストレート
【感想】
ジン特有の、ボタニカルの爽やかな香り。
その香りには華やかさや気品も溢れている気がしました。
アルコールの刺激はあるものの、どこか柔らかくて飲み心地が良いです。
ほんのりスパイスの風味も感じたり、色んな表情を魅せてくれます。
割り材を使うのも良いですが、ストレートで「ありのままの味わい」を一度は体験してほしいと感じる、美味しいジンでした。
★★★
2016年8月に京都発のスピリッツ製造免許を取得し、生産を開始した『京都蒸溜所』。
株式会社ウィスク・イーのデービット・クロール氏と角田紀子女史が、ウイスキーマガジンの元編集長マーチン・ミラー氏を迎え、株式会社Number One Drinksが運営しています。
現在の社名は、『株式会社京都蒸溜所』へ変更されています。
ヘッドディスティラーは、ワールド・ジン・アワードで世界No.1のロンドン・ドライ・ジンに輝いた『コッツウォルズ・ジン』を開発した、アレックス・デービス氏が務めています。
季の美のボトルには、1624年に京都で創業し、日本で唯一江戸時代から続く唐紙屋を継承するKIRA KARACHO(雲母唐長)が文様監修したデザインを用いています。
京都蒸溜所では、「街に根付く歴史への誇りという潜在的な感覚こそ、私たちがジンで表現したいもの」という強い想いを掲げています。
いつか、京都の芸術や伝統工芸のひとつとして認識される事を目標としています。
この蒸溜所には季の美のほかに、季のTEAや様々なジンのラインナップがあります。
★★★
今回の季の美は、ボタニカルを別々に蒸溜した後にブレンドされていることもあり、飲み手に丁寧さが伝わってくるようでした。
ジンとしてはお値段が少し高めな気がしますが、「大切に育てられた娘を嫁に出す」ような感じかもしれないなぁ・・・と勝手に想像していました(笑)。
英国と日本の架け橋であり、京都の伝統と歴史も感じられるジン。
それぞれの国の技術を合わせて、新しい風を吹き込んでくれるのが素晴らしいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました♫