ひなたのお酒レビューブログ

hinataとnezuによる、お酒、宮崎満喫ブログ!

熟成させた、じっくり飲めるグラッパ『オルネライア グラッパ』!

 

ブログ訪問、ありがとうございます!

今回の記事はnezuの担当です。

今日はグラッパの『オルネライア グラッパ』をいただきます。

 

『オルネライア グラッパ

【今回のお酒】

名前:『オルネライア グラッパ

ジャンル:グラッパ

製造者:オルネライア

ブドウ:カベルネソーヴィニョン メルロー

アルコール度数:43度

価格:5000円くらい(500ml)

公式HP:

 

 www.ornellaia.com

 

 

 

◎どういうお酒?

ワインを作る際に出る絞りかすから作られる蒸留酒グラッパであり、EUの法律でグラッパと呼べるのはイタリア産のもののみ

今回のグラッパは見ての通り色が付いていますが、通常グラッパは熟成させないものが多い中、『オルネライア グラッパ』は樽熟成させているためしっかりと色がついています。

左『オルネライア』右『ポーリ』

ワインは門外漢なので上手く説明できませんが、イタリアのトスカーナのワインに『サッシカイア』と『オルネライア』という名門があり、それらは「スーパータスカン」と言われています。
それはトスカーナ産のワインであると名乗ろうとした場合、法によって使用されるブドウはイタリア産に限定されるのですが、オルネライアやサッシカイアなどは美味しさを追求するためそういった縛りを超えてワイン作りを行いました。
その結果による素晴らしい味わいから「スーパータスカン」というくくり・名称が生まれたわけで、イタリアワインとして高い評価を得ていることがわかります。

そんな製造者が作る、樽熟成させたグラッパです。

ちなみにサッシカイアもオルネライアと同様にグラッパを販売しています。
※漫画『レモン・ハート』にも登場します。

 

【飲み方】

ストレート

【感想】

グラッパが持つ、特有の香りがまずあります。
この特有の香りがなかなか自分では表現できず、焼酎で受けるようなクセを感じるのですがもちろん焼酎のそれとは違い多少甘さを感じられます。

味わいはフルーティーな甘味と控えめに並走する渋みがあり、熟成の影響かアルコールっぽさを感じさせないまとまりを感じさせます。
熟成させないタイプのグラッパは荒々しさを感じられることが結構ありますが、こちらはしっとりしていますね。

 

ストレート以外で飲んでいませんが、特有の香りや味わいから普通にそのまま飲んだほうが良さそうです。今後は試してみたいとも思っています。

 

私はまだあまりグラッパを飲めていないので(多分10種類くらい)グラッパというジャンルを語るには経験が足りませんが、その中で考えてもこの『オルネライア』は美味しいグラッパだと思います。

熟成が大正義というわけでなく、好みや状況の使い分けだと思うのですが、熟成させてあると普段ウイスキーやジンを飲むような感じで楽しめるのは良いですね。

 

少し残念なのは、このボトルでの販売は終わっていて別の形で販売されていますが値段が結構上がっていること。
サッシカイアのグラッパも高いです。
それとグラッパ自体を扱っている酒屋が少ないので(地方では)、入手性は高くないのも難点。
サイゼリアではオルネライアとは違いますがグラッパを提供しているようです。
宮崎にはサイゼありません・・・!

よって宮崎ではグラッパへの接点がBarや極一部の飲食店にしかないんですよね。

一応県内でグラッパ(ブランデー)を作っているので機会があればレビューしたいと思います。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!