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今回の記事はnezuの担当です。
今日は兵庫県の国産のウォッカ、『スウィンギング ドアーズ』をいただきます。
今回のお酒】
名前:『スウィンギング ドアーズ』
製造者:ヤヱガキ酒造株式会社
ジャンル:ウォッカ
アルコール度数:40度
価格:1500円くらい(700ml)
公式HP :
◎どういうお酒?
ヤヱガキ酒造さんが6年くらい前?に製造・販売された国産ウォッカです。
日本酒を製造されているだけあり、ライススピリッツを用いて製造しているとのこと。
国産洋酒としてはクラフトジンがいくつかの県で作られた時期に登場していて、販売当初は「ジンじゃなくてウォッカ作ったんだ」という印象だったのを覚えています。
一応ジンと並行してウォッカを作っている酒造さんもぽつぽつあったのですが、ジンとは違って一大ムーブメントにはならず。
しかし兵庫で作られたこのウォッカが、ドラッグストアコスモスでぽっと宮崎でも販売されたのは当時驚きでした。
値段も1500円程度とお手頃で、使い勝手が良さそうなウォッカがでてきたと思っていました。
(しかし当の本人がカクテルをあまり飲まないため、使わずじまい)
【飲み方】
ストレート
【感想】
香りはウォッカということもあり、アルコールの香りと刺激があり、ハーブだったり柑橘だったりというようなニュアンスはほぼ感じ取れない。
味わいに関してはライススピリッツということもあってあっさりとした甘みと苦味がシンプルに存在しており、しかし低価格帯のスピリッツにありがちなピリピリ感などは感じられない。
そのまま飲んでも悪くはないですが、純粋にウォッカとして味わおうとするともう少し高級価格帯の定番ウォッカ達には苦戦すると思います。
しかし味わいがじっとりとまではいかなくもその前の軽い甘みが舌にのこるような感じで重くなく、メーカーさんが推奨しているようにカクテルベースとしては使い勝手が良さそうな予感がします。
個人的には国産のシンプルなウォッカが1000円台ででてきたことに意義があるように思います。
その他の国産ウォッカはハーバルであったり柑橘であったり、けっこうクセがあったりしつつ値段もお高めなのが多い印象なので、こういうシンプルなものは逆に存在感があるような気がします。
このボトルに関してはまだまだ調査不足なので、機会を使ってカクテルを作ってみたいですね。
↑味わいの強さが特徴の国産ウォッカ
↑度数高いですが国産ウォッカのイチオシ
ウイスキーやジン、テキーラやラムに隠れて目立たないウォッカですが、缶チューハイやカクテルのベースとしては結構出番が多いお酒なんですよね。
無味無臭と言われがちですが、香りはともかく味はちゃんとあります。
味がないのであれば3000円を越えるようなウォッカ(物によっては10000円超える)が存在する意味がわからないわけです。
熟成やボタニカルといった要素がほとんどない、引き算のようなお酒ですが、ベーススピリッツを何の原料で作るか、どういうやり方で蒸留していくのか、そうした選択と工程の違いで確かに味わいは変わるので、その範囲での違いを楽しめる通なお酒だなあと感じています。
ボトルデザインとしてもスタイリッシュなものが多く、オシャレ度的には4大スピリッツの中でも一番高いと個人的には思っています。
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