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今回の記事はnezuの担当です。
今日はジンの定番、ビーフィーターの派生商品『ビーフィータークラウンジュエル』をいただきます。
【今回のお酒】
名前:『ビーフィータークラウンジュエル』Beefeater Crown Jewel
ジャンル:ジン
生産国:イギリス
製造者:ビーフィータージン蒸留所
輸入業者:サントリー
アルコール度数:50度
ボタニカル:基本9種類のボタニカルに加えてグレープフルーツピール
価格:6000~10000円程(1000ml)
公式HP:
◎どういうお酒?
あまりにも有名な『ビーフィーター ロンドンドライジン』の派生銘柄の一つであり、高価格帯ジンの一つです。
けっこう昔から販売されていましたが当初は免税店限定品であり、無色透明なボトルのようでした。(銘酒図鑑に載っている)
それがおそらく一番認知されている紫のボトルデザインに変更され(旧ボトル)、今現在はまた変わったデザインをしています。
今回ご紹介するのは旧ボトルであり、私としても思い入れがかなり強いボトルです。
基本的にはスタンダードなボタニカルにグレープフルーツピールを足したくらいの感じなのですが、紫の気品あふれる美しい色合いのボトル、50度という飲みごたえながらも爽やかな柑橘の味わいは、
「良い酒飲んでるよな~」
と実感させてくれるジンの一つ。
同様に有名な『タンカレー TEN』も柑橘の爽快感がある銘酒ですが、こちらは柑橘の爽快感が広がるのに対し、クラウンジュエルの爽快さは芯にどっしり構えている感じ。
最初期の透明ボトルで4000円、紫ボトルで最初は6000円くらいだったのですが再販で確か8000円くらいになり、今のボトルで1万円になりました。
まあ1リットルなので量を考えるとめちゃくちゃ高い、というわけではないのですが、再販時は酒の転売が活発だった時期もあり1~2万の間で取引されてるような印象でした。
今現在は落ち着いており、普通に買えそうですね。
◎なぜ思い入れがあるのか?
「クラフトジン」という言葉が定着する以前、BARで飲めるジンの種類には限りがありました。そんな中、Bar愛好家の聖書、漫画『バーテンダー』の中で登場したジンが『クラウンジュエル』でした。
クラフトジン以前からジンにはまっていた私は『クラウンジュエル』を飲みたいと思っていたのですが、酒屋にはなくネットにもない、BARで飲むしかないお酒の一つだったというわけです。
宮崎市で飲めるお店を三件知ってましたが、今は一件だけになってしまいました。(新ボトルは不明)
長年、「家に置きたいけど買えないお酒」だったのです。
今現在はジンの数が爆発的に増えたので、正直値段や味わいのトータルの評価がこれを上回るものはいくつかあります。
しかしそれでも、私にとって思い入れがあるお酒だというのは今後も変わらないでしょう。
【飲み方】
ストレート(冷凍)
【感想】
柑橘系の香りだが広がりすぎず、上品な香り。
50度という度数を感じさせない、落着きのある出来で滑らかに飲める。
最大の特徴はグレープフルーツの甘味が感じられることだがそれが支配的すぎないこと。
活かしたいフレーバーが強すぎると、ジンというよりもフレーバードスピリッツ?みたいになってしまうがこれに関しては引き締めてある印象。
決して甘ったるい感じはしない。
冷凍なので常温だとまた香りや甘さのニュアンスが変わると思われます。
今のボトルデザインも決して悪くないですが、今回紹介した紫ボトルは時代を感じさせつつも古臭くない、ほんとにいい酒としてのちょうどいい出で立ちをしていると個人的に強く思います。
タンカレーTENと同様、旧ボトルで再販してくれることを願って・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!