ひなたのお酒レビューブログ

hinataとnezuによる、お酒、宮崎満喫ブログ!

普及すればコスパ良し『エヴァン・ウィリアムス ボトルド イン ボンド』!

ブログ訪問、ありがとうございます!

今回の記事はnezuの担当です。

今日はバーボンの『エヴァン・ウィリアムス ボトルド イン ボンド』をいただきます。

 

【今回のお酒】

名前:『エヴァン・ウィリアムス ボトルド イン ボンド(ボンデッド)』

ジャンル:バーボンウイスキー

製造者:ヘブンヒル

輸入者:ウイック

アルコール度数:50度

価格:2700円程度/750ml

公式HP:

evanwilliams.com

どういうお酒?

バーボンはある意味で難しいお酒だと思います。

スコッチほど蒸留所名でブランディングされておらず、熟成年数も表記されないものが多く、そして休売や終売、値上げがあったりと購入するにもちょっと頭を悩ませます。

バーボン飲み始めの方も、ある程度飲んだ方も「美味しくて、手頃で、本格的なバーボンってないかな?」というところに行き着くと思うのですが、そこに合致する一本が、エヴァン・ウィリアムス ボンデッドではないでしょうか。

エヴァン・ウィリアムス ボンデッドって何?

ブランドの歴史

エヴァン・ウィリアムスは、ケンタッキー州を代表する老舗蒸留所「ヘヴン・ヒル」が手がけるブランドで、1783年にケンタッキーで最初の商業蒸留所を設立したエヴァン・ウィリアムス氏の名前を冠した、歴史あるバーボンとのこと。

「ボンデッド」の意味って?

「ボンデッド(Bonded)」は、アメリカの法律で定められた厳格な基準をクリアした証拠。

  • アルコール度数50%(100プルーフ
  • 単一蒸留所での製造
  • 単一シーズンでの蒸留
  • 4年以上の熟成
  • 政府認定倉庫での保管

現在は廃止された法律ですが、いくつかの銘柄はその品質保証されたイメージを用いて銘柄のネーミングに利用しています。

 

 

味わいの特徴:初心者にも優しい本格派

【飲み方】

ストレート

【感想】

香りは甘いバニラとカラメルの香りがふわっと立ち上がります。その後にほんのりスパイス香りが続きます。

味わいははちみつ、メープルシロップのような優しい甘さのあとにピリッとしたスパイシーさ、少々の苦み。

50度という高い度数の割に入りがかなりスムースで飲みやすい反面、余韻は短くシンプル。

 

【飲み方】

ハイボール

【感想】

飲みやすいけれども元より若干パンチ控えめであったので、ハイボールでわかりやすい個性が得られるわけでもなく。

わざわざハイボールでこれを使わなくてもいい気がしないでもないですね。

とネガティブに書きながらも美味しくないわけじゃなく普通に美味しいのですが、ちょっとしたクセが欲しくなる私としてはもっと安い銘柄でもいいかもと感じます。

 

おすすめする理由

市場価格で3,000円しないものの中では、味わいとして入りやすいバーボンだと思います。一昔前ではこれの赤ラベルが様々な意味で個人的最強だったのですが、今では値段が上がりすぎているため、この白ラベルが強い選択肢になってくると思います。

 

また50%という度数はストレートで飲むには飲み応えがあり、割っても味わいが維持しやすいと思います。

エヴァン・ウィリアムス ボンデッドは、「美味しい」「手頃」「本格的」という三拍子が揃った良いバーボンです。初心者の方には最初の本格バーボンとして、中級者の方には日常使いの一本として良い銘柄じゃないでしょうか?

ただ、あまり身近に売っているものではないため(黒ラベルくらいなら売っていますが)入手経路だけがちょっと面倒かもしれないです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

↑エントリーライン品。昔ちょろっと飲んだだけで忘れてしまった。

↑私のベストバーボン(だった)昔のボトルはプレミア化してますね

↑これくらいが普段飲みでの、ちょいと贅沢で良い。