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今回の記事はnezuの担当です。
今日はスコッチウイスキーの『ゴードン&マクファイルトマーティン 2009年』をいただきます。
名前:『ゴードン&マクファイルトマーティン 2009年』
製造元:トマーティン蒸留所
アルコール度数:43度
価格:8000円~9000円程度/700ml
公式HP:ゴードン&マクファイル
◎どういうお酒?
老舗ボトラーが贈る「入門編」の真価
1895年創業、130年の歴史を誇る老舗独立ボトラー、ゴードン&マクファイル(GM)社。2024年春に新たに立ち上げた「ディスカバリー」シリーズ。
シングルモルトウイスキーの入門編として位置づけられているようで、今回ご紹介するトマーティン 2009年は、このディスカバリーシリーズの中で私が初めて飲んだ一本です。
GM社は「ディスカバリー」のほかに「コニサーズチョイス」をよく見聞きします。「ディスカバリー」は従来のコニサーズチョイスよりもさらにアプローチしやすい価格帯と味わいで、ウイスキー愛好家の裾野を広げる狙いがあるそうです。
トマーティン蒸留所の魅力
トマーティン蒸溜所はスコットランド・ハイランド地方にあり、1897年に設立されました。1985年から現在までは宝酒造が所有しており、日本企業がスコットランドで初めて所有した蒸溜所という特別な意味を持ちます。
ハイランドウイスキーとしての個性
トマーティンのウイスキーは、リンゴや洋ナシを思わせるフレッシュでフルーティーな香りが特徴で、口当たりは柔らかくバニラやスパイスの風味がバランスよく楽しめる特性があります。ハイランドウイスキーはスコットランドの北部にあるハイランド地方で製造されるウイスキーで、広大で範囲が広い地域のため、バラエティに富んだエリアとして知られています。
このボトルは「入門編」として位置づけられているものの、ある程度飲み慣れた方にとっても以下の価値があります:
【飲み方】
ストレート
【感想】
フレッシュでフルーティーな香りで、尖ったクセは感じられない。
上品で甘めの味わいと、スパイシーさ、苦みといった要素を感じられ楽しめる。
オフィシャル12年に比べるとスパイシーさは弱く、飲みやすく仕上げられている。
オフィシャル12年と同年数熟成のトマーティンです。
なかなかオフィシャルとボトラーズの飲み比べ、しかも並行に飲むというのが機会が少ないため、この面白さを楽しむのは少しハードルが高いと感じています。
値上がりし続けているスコッチシングルモルト、そこに加えてボトラーズとなるとさらに値段は上がります。
今回のシリーズは比較的購入しやすいとはいえ、オフィシャルに比べて3000円くらいは高価になっていますし、とはいえオフィシャルが美味しくないというわけでもなく、本当にもう好みを追求したりマニアのいい意味での遊びだと思います。
私は今回は『ALWAYS Mahalo ハイボール Bar』さんで飲みましたが、ボトラーズのものはこうやってBARで試してみるのが最終的にはコスパが良いのかなあと。(おしゃれなボトルデザインがボトラーズに多いのもあるのでラベル買いもありではあります)
私自身はウイスキー専門にしてるわけではないので、オフィシャルですら踏み込みきれていないのにボトラーズまで無節操に手を出すとお金が持たないですね。
ただし、たまにはこういうものを楽しむのも大事で、新たな視点や発見がもたらされると実感しています。
総評としては、オフィシャルより軽やかで上品に甘く、飲みやすいと思いますが2009年蒸留のものはだいたい売り切れで、今は2011年のものがでています。
それらが今回のものと味わいが同等かは分かりませんし、少なくとも値段は上がっていますので、今回の2009年トマーティンが美味しいとしていますが、2011年のものを買おうという気持ちはあまりありません。
いや、もちろんポンポン買えるなら買いたいですけどね!!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
↑かろうじて残ってたけども!他のお店はちょっと高いですね
↑オフィシャルも美味しいです。