ひなたのお酒レビューブログ

hinataとnezuによる、お酒、宮崎満喫ブログ!

一癖も二癖もある桃のジン『クラフトピーチジンOBSESSED吐息』!

 

 

ブログ訪問、ありがとうございます!

今回の記事はnezuの担当です。

今日は国産のクラフトジンである『クラフトピーチジンOBSESSED吐息』をいただきます。

(商品名の区切りが分からず、公式よりそのまま引用)

 

 

名前:『クラフトピーチジンOBSESSED吐息』

ジャンル:ジン(ジャパニーズクラフトジン

生産国:日本(宮城県

製造者:株式会社MCG

アルコール度数:42

値段:4400円程度(720ml)※写真はミニボトル

ボタニカル:不明

公式HP:

miyagi-craft-gin.com

 

◎どういうお酒?

 

クラフトジン『欅』を製造している会社の製品で、ピーチフレーバーのジン。

ラベル上のどこにも「ジン」とは記載されていませんが、公式ではクラフトジンとして紹介してありますし、ジンとして紹介いたします。

ボタニカルの情報が一切なく、添加物として香料と赤色2号が使用されおり、現状では私が知る限りでは唯一の赤いジンであります。

ピーチフレーバーが香料によるところなのか、その香料がどういったものなのか分からないのですが、ボトルの値段と『欅』のレベルの高さを考えるに、単純に着色して桃の香り足しただけのジンではないと思われます。

なのでもう少し情報開示があったほうがジン好きな私としてはありがたいのですが、まあそこは飲んでみて、「あ~これ、あのボタニカルつかってるな」と想像を楽しむしかありません。

 

ちなみに目立つラベルデザインは現代アーティストKeeenueさんによるものらしく、それが一層ジンとはわかりにくくしているかもしれません。

デザインの良し悪しでなく、ビールとかリキュールにありそう?な感じ?

なんだろう、お酒というよりかは洋楽とかのアルバムジャケットにありそうな。

絵のことは分かりませんが、結構好きな感じです。

 

【飲み方】

ストレート

【感想】

イチゴのような甘い、しかしほのかな香り。どぎつい香り付けをしている、とかではなく、自然。嗅いでいると桃っぽさをより実感していく。

フルーティーな甘さを若干感じつつもジンの苦みを楽しむ感覚。

柑橘以外のフルーツを感じられるジンは結構久しぶりかもしれない。

後味の柑橘っぽさとハーバルっぽさはクラフトジンを飲んでいるという満足感。42度ながらさらっと飲めてしまうので、恐ろしい。

見た目のギャップ、つまり色ついてるからとリキュールっぽい甘みを想像すると痛い目みます。そういった甘みはほぼありません。

 

【飲み方】

ソーダ割り

【感想】

公式に紹介されているように赤が薄まりきれいなピンクに変化します。

ピンク=桃ということで、香り、味わい、見た目を揃えて作られてますね。

割ることでイチゴっぽい香りがはっきりと桃に変化します。

ただこのジン自体が甘いジンではないので、見た目の可愛らしさから甘さを期待するとチグハグな感じになります。

後味が白桃なので心地よいですね。

 

 

オーソドックスなジンとしては扱いが難しいかもしれませんが、桃という強いコンセプト、香りの個性を有しており、そして赤色という単純に見た目の差別化も行っている比較が難しい一品。

色合いを楽しみたいと思う層の人は甘い割材(トニックやジンジャーエール)で割った方が多分すべてが一致して良いでしょう。

ジンの品質や桃の存在感をそのまま感じたいならソーダ割りで。

 

ちなみにこの株式会社MCGさん、あまり他に教えたくない会社なんですよ。

『欅』や『群緑』を飲まれた方は分かると思いますが。

何がとはいいませんが、その、コスパが良すぎるんです。

まず酒が美味しい、コスパも良い。

私の中では、他の国産クラフトジンに対して品質とコスパでかなり差をつけている印象です。(嗜好品なのでコスパで測れない要素はもちろんあります)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

 

↑まずはこれを飲んでみてください

 

 

↑トニック割もためして、美味しかったら買おう(多分うまいはず)