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今回の記事はnezuの担当です。
今日はベルギー産のクラフトジン『フィラーズ28 ドライジン』をいただきます。
【今回のお酒】
名前:『フィラーズ28 ドライジン』filliers dry gin 28
ジャンル:ジン
生産国:ベルギー
製造者:フィラーズ蒸留所
輸入業者:マルカイコーポレーション
アルコール度数:46度
ボタニカル:ジュニパー、ベルギー産ホップ、コショウ、アンジェリカの根、オレンジなど28種類のボタニカル
価格:2300円~3000円くらい(500ml)
公式HP:
◎どういうお酒?
1880年創業の歴史ある蒸留所が作るジンで、小規模で生産されているためか、扱っているお店は多くないです。
特徴としては28種類ものボタニカルを使用している点と、面白いボタニカルとしてはベルギー産のホップが挙げられると思います。
また歴史的な情報になるのですが「28」というのはボタニカル数だけでなく、1928年に基本的なレシピが完成していることにちなんでいるそうです。
この蒸留所ではジン以外にジュネヴァやウイスキーも製造しているようなので、そちらも気になります。
【飲み方】
ストレート
【感想】
ハーバルな苦味を想起させる香りがしますがアルコール感が少ないのは開栓してそれなりに年数が経っているためか。
味わいは率直に「あまにがい」。
どちらかといえば甘い寄りの苦いであり、エギュベルジンのような甘さがヨーグルトっぽさを感じさせ、エギュベルと違うのはしっかりとハーバルな苦味が並走しているところです。
アルコール感や雑味がそれなりに少ないのは開栓後の時間経過のためかもしれませんが、開けた当時もそういう要素は感じなかったので単に良く作られているのだなあと思います。
正直当初は甘みを主体的に拾ってしまい苦手な風味のジンなのでしたが、時間経過なのか自身の舌の経験値のためか分かりませんが、今飲むと面白いジンだと感じています。
甘さとボタニカルの複雑さ?がジンを飲み始めの方には好き嫌い分かれるんじゃないかな。
今現在だと、この苦味はホップ由来なのかな?とボタニカルを感じながら飲めて楽しいです。
お酒自体に関してですがラベルチェンジや派生商品がそこそこあるためか、どのラベルのものがいつの頃のものなのか、味わいに変化があるのか情報が掴みにくい銘柄だとは思います。
またモンキーほどではないにしても、比較的多くのボタニカルを使ったジンですので私個人としては万人向けだと思っておらず、可能でしたらバーで一杯飲んだ上で購入を考えても良いんじゃないかなと。
とはいえ私自身はボトルの出で立ちに引かれて衝動買いしたんで、そういうふうに購入を決めるのも記憶に残るのでそれはそれで良い出会いだとも思います。
まあ、買った当時よりも現在は爆発的にジンの銘柄が増えたため、このジンですら埋もれてしまいかねないのは恐ろしいと感じつつも選択肢が増えるのは嬉しいことではあります。
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