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今回の記事はnezuの担当です。
今日はスコットランド・マル島のトバモリー蒸留所が生産するジン『トバモリー ヘブリディーン ジン』をいただきます。(Bar飲みでのレビューです)
【今回のお酒】
名前:『トバモリー ヘブリディーン ジン』
ジャンル:ジン
製造者:トバモリー蒸留所
アルコール度数:43.3度
ボタニカル:ジュニパー、ヘブリディーンティー、エルダーフラワー、スウィートオレンジピール
価格:4800円くらい
公式HP:
◎どういうお酒?
スコットランドでウイスキー(スコッチ)を製造している蒸留所で作られているジンで、「トバモリー」という名前はスコッチファンなら聞いたことがあるかもしれません。
生産地域としていわゆる「アイランズ」に分類されている蒸留所ですが、有名な「タリスカー」や「アラン」に比べると知名度は低く、洋酒の品揃えがかなり良い店じゃないとなかなか見かけないように思います。
↑トバモリー12年の並行品 5000円越えてるのでなかなかお高いですね
恥ずかしながら私はトバモリーを飲めていないので、「あのトバモリー蒸留所の!」なんてふうには言えないのですが、グレーンスピリッツにウイスキー蒸留器でつくったスピリッツを足してジンのベーススピリッツを作っており、ベースの段階で色々な工夫が見て取れると思います。
特徴的なボタニカルは、あまり目にしたことがない「ヘブリディーン ティー」になると思いますが、どのような味わいのお茶なのかは分からず。
最近でたのかなと思いきや、ツイッター上でも過去に感想が述べられていたり、外国のウイスキーレビュワーさんが二年前に動画を出しているので、その時期には既に生産されていたようですね。
【飲み方】
ストレート
【感想】
香りに突き抜けた個性のようなものは感じられませんが、物足りなさだったり不快な要素はなく、普通にジンの香り。
味わいは柑橘ベースのものとハーバルな苦味が融合している感じで、味が強すぎることなくまとまっています。
苦味が感じられるのですが、その苦味が旨いという印象。
そして強くはないものの特徴的な苦味を想起させる香りの要素があるのですが、なんの香りが思い出せずもやもやしています。懐かしいようなそうでないような。
不快な要素がなく味わいがまとまっており、普通に美味しいジンであり、またラベルデザインも可愛くカラフルで好印象。
一本買うかなあと考えますがそれなりにお値段するので(もはやクラフトジンでは定番の値段帯ではありますが)悩ましい限りですね。
まあ悩める=選択肢が多いということなので喜ばしい悩みではあります。
今回紹介したジンのように、スコッチ蒸留所が出すジンもそれなりに存在します。
超代表的なのはアイラのブルックラディ蒸留所の『ボタニスト』で、日本のジンブームを支えてきた銘柄の一つだと思います。
今現在はスコッチ蒸留所はもちろん、様々な国やお酒の蒸留所がジンを作っているのでほんとうに新情報を追いきれない時期に来ています。
10年後にどのくらいの銘柄が残っているのかは分かりませんが、今でしか楽しめないムーブメントかもしれないので、可能な限り楽しんでいければなあ、と思います。
宮崎でもジンフェス的なものがあればなあ・・・。
それでは最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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