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今回は、日本酒『東洋美人 純米吟醸 大辛口』を頂きます。
【今回のお酒】
名前:東洋美人
ジャンル:日本酒
製造者:株式会社 澄川酒造場
アルコール度数:16%
原材料名:米(国産)・米麹(国産米)
日本酒度:+15
酸度/アミノ酸度:1.6/1.1
精米歩合:55%
価格:1595円(720ml)、3190円(1800ml)
※税込価格
◎どういうお酒?
独自の製法により、山田錦の味わいを引き出しつつ、大辛口に仕上げました。
白ぶどうを想わせる綺麗な含み香があり、口中に旨味が広がった後、キリっとした辛さがやってきます。
透明感のある爽快なお酒です。
【飲み方】
冷や
【感想】
「大辛口」と聞くと、全然甘くないのかな?と思いきや・・・
口に含むと、ほんのり優しい甘みが広がり、その後にキレの良さを感じました。
特に感動したのは、香りがとてもフルーティーなこと。
色んなフルーツを混ぜたような、芳醇な香りがたまりません。
大辛口でありながら、どこか優しい味。
普段は甘口が好みの方でも、これは好きになってしまうのではないでしょうか。
私も甘口が好きだと思っていたけど、すっかり虜になりました(笑)。
まだ数えるほどしか飲んでいませんが、酒造さんや日本酒度、酸度やアミノ酸度etc・・・によって異なる日本酒。
探求心が、ますます掻き立てられます。
★★★
『東洋美人』を造っているのは、山口県にある澄川酒造場さんです。
「お酒は稲をくぐり抜けた水でありたい」をモットーに突き進む、社長兼杜氏の澄川宜史氏。
十四代の高木顕統氏から受けた教えを継承し、奇をてらわない王道の酒造りと美味しさを追求しています。
2013年の大水害では廃業の危機に立たされたそうですが、それでも前向きに酒造りを再開しました。
澄川酒造場さんのお酒は様々な品評会で優秀な成績を収めており、ワールドカップの公認酒や国際線ビジネスクラスの搭載酒、日ロ首脳会談ではプーチン大統領が評価するなど国際的にも活躍しています。
それぞれの酒造さんが歩んできた歴史やドラマを知ると、より一層美味しくいただける気がします。