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今回は、ウイスキーの『グレンキンチー 12年』を頂きます。
*ストレート
【今回のお酒】
名前:Glenkinchie(グレンキンチー) 12年
所有者(製造元):グレンキンチー
アルコール分:43%
原材料:モルト
原産国:スコットランド(ローランド)
価格:3200円~4000円前後(700ml)
◎どういうお酒?
ローランドを代表するエンジバラモルトです。
甘美でドライ、ライトでスパイシーな味わいは、食前酒として様々な食事によく合います。
グレンキンチーの芳醇なアロマは、切花、干草、田舎の庭に咲き乱れる花々の香りに満ちています。
多彩な風土を体現することから、ひとつとして同じものはないと言われるシングルモルトウイスキー。
【飲み方】
ストレート
ハイボール(グレンキンチー 12年と炭酸水を、1:3の割合)
【感想】
ボトルから見える、ゴールドの綺麗な色。
ストレートだと、やっぱりモルトの味が強く伝わってきます。
甘みを感じるので、飲みやすく感じました。
ハイボールにすると、さらに甘みが引き立ちました。
華やかな香りを楽しみつつ、主張しすぎない繊細な味。
ウイスキー初心者にはとても飲みやすい1本でした。
★★★
ローランド地方に現存する数少ない蒸留所のひとつであるグレンキンチーは、スコットランド首都の喧騒からわずか20マイルという近所ながら、大麦畑に囲まれたのどかな風景の中にあり、『エンジバラモルト』と呼ばれています。
(エンジバラはスコットランドの首都のこと)
1825年に創業したこの蒸留所は、1890年代には、エジンバラのウイスキー商人、ブレンダーといった同志たちからなる組合により買収され、復旧作業が行われました。
復旧には10年の歳月を要しましたが、その結果、特徴的な赤レンガのビクトリア朝スタイルの蒸留所として生まれ変わったのです。
グレンキンチーの特徴は、スコットランド最大級のスチルで蒸留をしていること。
二つの銅製の横幅のとても広いポットスチルを使用し、年間で130万リットルもの蒸留を行っています。
近代的なコンデンサーではなく、敢えてたった1つしかない鋳鉄製のワームタブを蒸留されたスピリッツの冷却に使うのも、シングルモルトに個性と深みを与えるためです。
★★★
スコットランドの様々な地方のウイスキーを飲んでいますが、今回のグレンキンチー 12年は特に飲みやすく感じました。
私にとって、ストレートは当然ながら味のインパクトが強いのですが・・・
爽やかで華やかさもある香りや繊細な味は、女性でも抵抗なく飲めるのではないかなと思います。
香りも味も、奥ゆかしい感じがします。
そっと隣りで寄り添ってくれるような、優しいウイスキー。
私が好きな銘柄の1つになりました。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪