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今回は、マンガ『バーテンダー』(Bartender)1巻について、語らせてください。
この作品は、原作が城アラキさん、作画が長友健篩さんによって手掛けられています。
のちにアニメやテレビドラマ化もされ、知っている方も多いのではないでしょうか。
(ドラマでは嵐の相葉さんが主演をされていました)
主人公は、フランス帰りの佐々倉溜(ささくらりゅう)。
彼の作るカクテルは『神のグラス』と呼ばれ、その味は繊細さと驚きに満ちていると世界で話題になります。
でも本人は、ちょっと抜けているところもある親しみやすい青年です。
最初のお話は、『バーテンダー』という言葉の意味。
・バー(bar)=止まり木
・テンダー(tender)=柔らかな、(他人に対して)思いやりがあって優しい
つまり、『優しい止まり木』。
バーだけだと、ただのお酒を置く板。
でも、そこにバーテンダーが居るから、優しさが生まれる。
お酒に関する話だけでなく、お店に訪れる人との会話から、読者にも多くの気付きをもたらしてくれます。
特に、カクテル『シンデレラ』の話では、どんな人でもカクテルを楽しめるように・・・という思いが込められています。
このカクテルの材料は、
・オレンジジュース
・レモンジュース
・パイナップルジュース
以上の、3つのジュースです。
ノンアルコールカクテルなので、どんな人でも飲むことができるというのです。
(ちなみに、現実のBARでもノンアルコールのカクテルはオーダーできます。
お酒が飲めないけど、仕事や付き合い上BARに行くかもしれない・・・という方は、アルコール度数低めのカクテルか、ノンアルコールカクテルの名前を覚えておくといいかもしれません)
私も以前、BARで飲んだことがあります。
柑橘系のジュースが好きなので、とっても美味しく頂きました。
当時はどんなカクテルなのか知りませんでしたが、やっぱり名前に惹かれたのを覚えています。
女性は、名前の響きや見た目も大切ですから(笑)。
BARは、単にお酒を楽しむところだけではなく、その独特の空間や、家では味わえない『もう1つの安らぎの場所』でもある気がします。
この1巻には、先日書いた『ミード』のお話も載っています。
「最古の醸造酒」と書かれているのを見たとき、何だか嬉しくなりました。
自分も物語と同じお酒を味わったんだなぁ~、と。
普通に生活していると、飲食店や酒販関係のお仕事でもしていないと、『ミード』という単語そのものに出会えないと思います。
私はマンガを通して、クラウドファンディングを通して、こうして『ミード』に出会い、その歴史や国内の製造者さんのことを知ることができました。
お酒を知るということは、知らなかった世界のことに繋がる感じがして、本当に楽しいと感じています。
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