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今回は、ウイスキーの『カナディアンクラブ クラシック12年』を頂きます。
【今回のお酒】
名前:Canadian Club Classic 12 year old(カナディアンクラブ クラシック12年)
ジャンル:ウイスキー(カナディアン)
所有者(製造元):ハイラム・ウォーカー社
輸入者:サントリー
アルコール分:40%
原材料:モルト、グレーン
原産国:カナダ
価格:2000円前後(750ml)
◎どういうお酒?
どこまでもマイルドな口当たりと滑らかな味わい、そしてやわらかさの中に芯のあるコク。
オーク樽の中で12回以上ものカナダの厳しい冬を越え、生まれたフルボディータイプのウイスキー。
【飲み方】
ストレート
【感想】
ハチミツのような甘い香り。
そして、バニラやキャラメルのように感じる味わい。
口当たりが軽く、まろやかで尖っていない。
とても飲みやすかったです。
これまで、いくつものウイスキーを飲んできましたが、初めてストレートだけで味わいました。
量は、すごく少ないですが。。。
割り材を使わなくても飲みやすいお酒です。
★★★
カナディアンクラブは、「C.C」の愛称で親しまれています。
製造元のハイラム・ウォーカー社は、カナダ最南端オンタリオ州ウォーカーヴィルに本社と工場を持つ、カナダを代表する酒類企業です。
アメリカで穀物商をやっていた青年ハイラム・ウォーカーが、1856年に同地で土地を買い、ウイスキーの蒸留を始めたのがはじまりです。
同社のウイスキーは、アメリカの紳士が集うクラブで「クラブ・ウイスキー 」と呼ばれ、大変人気でした。
しかし、アメリカのバーボン業者の反発を受けることになり、1890年にアメリカ産とカナダ産のウイスキーを区別する法律が制定されました。
そのため、カナダ製であることを示す『カナディアンクラブ』へと名称が変更されました。
すぐさま密造の粗悪品が横行するなか、カナダからカナディアンはもちろん、スコッチなどのウイスキーがアメリカへ流入するようになります。
皮肉にも、禁酒法下で評価を高めたのが高品質な「C.C」でした。
1933年の禁酒法撤廃後、不足する酒市場に貢献したのも「C.C」を中心としたカナディアンウイスキーでした。
誕生から今日まで160年以上、現在では世界150ヵ国以上の人々に愛され続けています。
カナディアンクラブは、スタンダードなカナディアンクラブのほか、ブラックラベル・20年もあります。
★★★
法律の制定や禁酒法を経て、巡り巡って結局はカナディアンクラブに救われる・・・
国は違えど、やっぱり人は美味しい物(お酒)に引き寄せられるのですね。
美味しかったら、無視はできないだろうなぁ~。
バーボンと比べるとアルコール分が低く、ウイスキーの中でも飲みやすいほうだと感じるので、私みたいにウイスキー初心者の方も楽しめると思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪