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今回は、日本酒の『純米吟醸 「花」 越乃雪椿』をいただきます。
【今回のお酒】
名前:純米吟醸 「花」 越乃雪椿
ジャンル:日本酒
製造者:雪椿酒造株式会社
アルコール分:15%
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合:60%
価格:1186円(720ml)
※税込価格
◎どういうお酒?
手造りにこだわり高品質を追求する雪椿酒造が造った新潟の地酒です。
厳選し磨きぬいた米と、鮮烈な天然水だけを使用して醸し出した純米吟醸酒。
低温発酵によるきめ細やかな旨みと華やかな含み香が冴える味わいです。
【飲み方】
常温
【感想】
控えめで上品な香りが、とても心地良いです。
口当たりが軽く、ス~っと身体に溶け込んでいくよう。
旨みを感じつつ、全体的にあっさりした味わいで、お刺身や和食にピッタリでした。
飲み終わった後も、ほど良く香りが残り「ちょうど良い」です。
お料理とともに飲み進めやすい銘柄だと思います。
★★★
古くから北越の小京都とよばれており、県木に指定されている雪椿の自生群生地としても有名です。
雪国の厳しい冬に耐え、雪解けとともに咲く雪椿。
酒づくりに対する姿勢もこうありたいと願い、酒名は『越乃雪椿』と名付けられました。
雪椿酒造は、以前より機械化をあえて行わず手造りの酒造りを行ってきました。
蔵の特徴を出すために、昔ながらの「手造り」製法を多く残すことが必要と考えたからです。
美味しい純米酒には、このような「手の届く酒造り」から醸し出されます。
清酒の醸造工程でよく聞く言葉に「アルコール発酵」があります。
アルコール発酵とは、米のデンプンが麹によって糖化され、そのブドウ糖が酵母菌によってアルコールと炭酸ガスに分解される状態を言います。
純米酒はこの原理を忠実に行い、原料用アルコールの添加をせず、発酵のバランス管理だけで造っていきます。
「旨みのある、飲み飽きしない、そして造り手の思いがつまった純米酒」は、小さな蔵にしかできない管理により製造されます。
ラインナップとしては、特A地区産の山田錦を使用した純米大吟醸や、数量限定の生酒などもあります。
★★★
私は飲み手として、できるだけ「人の手」で造られた、魂のこもったお酒を飲みたい・・・
と思ってしまいます。
しかし、技術や伝統を受け継ぐためには、機械化も必要なことかもしれません。
そんな中で、「手造り」にこだわった酒造りを行っている雪椿酒造さん。
私達の「幸せ」を支えてくれていること、酒造さんに改めて感謝したいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました♪