ひなたのお酒レビューブログ

hinataとnezuによる、お酒、宮崎満喫ブログ!

日本の4大スピリッツについて☆

 

来てくださり、ありがとうございます☆彡

 

今回は久しぶりに、お酒を「知る」ための記事です。

いつものことですが、私自身、ペーペー素人なので(笑)自分のためにも書いてます。

もし良かったら読んでいってくださいね(*^_^*)

 

 

★★★

 

現在、ウイスキーをはじめ様々な洋酒が日本で造られています。
ジャパニーズウイスキーが評価され需要が高まり、世界のクラフトジンブームの影響で国産クラフトジンが次々と誕生しています。
今回はこれまでのことを少し振り返りつつ、国産の4大スピリッツに関する内容になります。

 

 

この写真は、現在造られている国産洋酒達のごく一部。

ちなみに「日本の4大スピリッツ」と言っていますが、1つだけ仲間外れがあります。

それは・・・

 

 

 

 

テキーラ】です(その他は、ラム、ウォッカ、ジン)☆
テキーラは原産地呼称制度や材料となるアガベの生育環境など、様々な要素で国産品が造りにくい(造れない?)お酒です。
色々な動きはありそうなのですが、今もなおテキーラは国内で製造されていないようですね。

 

 

続いては☆
テキーラ以外のお酒を見て行きましょう(*‘∀‘)

 

【ラム】

左:『イエラム サンタマリア』、右:『マクガン』

今現在のジンブームのなか、ジンに比べて参入は少ないものの、ラム酒も国内の数カ所で製造されています。

沖縄が一番盛んでしょうか。

 

おそらく、よく目にするのはこの『コルコルアグリコール』かなと思います。

ドンキでも見かけたことがあります。

 

次に見かけるのが、滋賀県のナインリーヴスさんのラム。

ホワイトから熟成させたものまでいくつかバリエーションがあり、ウイスキーのように熟成感や味わいをじっくりと楽しめるラムになっています。

 

国産品はどうしても価格帯が海外のメジャー品よりも高くなってしまいます。

ですが、ウイスキーなどと比べて競争や転売の対象になっていない分、手に入りやすいお酒なのかなぁ~と思います。

香川県では、和三盆を製造される際に生じる糖蜜からラムを製造している「馬宿蒸留所」があり、今後も楽しみなジャンルです。

 

 

 

ウォッカ

左:『クラフトウォッカ 白』、右:『晶光(あきひかり)』

 

ウォッカもジンブーム以降、チラホラと造られてはいます。

・・・が、大手さんが生み出した『白』や『ニッカ カフェウォッカ』を見かけるくらいで、そこまで盛んな動きがあるようには見えない気がします。

それでも、ちょこちょこ新しいものが出たりはしていて、味わいや個性が独特なものがあったり、他のクラフト酒類に負けずと少し高額でもあります。

そのため、味わいのまとまりの良さが備わっており、「いいお酒飲んでるなぁ~♡」という実感があります。

 

こちらの『奥飛騨ウォッカ』は度数が高く値段も安いのですが、味わいがとてもクリアで、度数を感じさせないお酒です。

ハマると危険かもしれません(笑)。

 

我が宮崎産のキャビアに合わせるウォッカです☆

宮崎ではキャビアも製造しているのですが、お高いのでまだ食べたことがありません。

いつか機会があったら挑戦してみたいです(`・ω・´)

 

 

 

【ジン】

左:『ロクモジ クラフトジン』、右『クラフトジン 正春』

 

現在、いちばん動きが活発なお酒、ジンです。
少し前までは数える程しかなかったクラフトジンですが、今となってはもう把握できないくらい全国的に造られていますね。

造っていない県を探すほうが難しそうです。

 

ブームにあたって、いちばんの火付け役はコレ↓でしょうか。

京都蒸留所さんの『季の美』☆
国内初のジン専門の蒸留所で、ボトル全体が和の雰囲気を出しつつ、バックバーにも置ける・・・

つまり、BARに置いても違和感のない出で立ちをしていて、味わいはもちろん入念な準備と戦略で世に生み出されたジンだと思います。

『季の美』に並んで、ジンブームを支えているのは本坊酒造の『和美人』。
高価になりがちな国産クラフト品のなかで、5000円を切っている有り難いジンです。

味わいと価格の両方で国産ジンの定番ともいえる位置を確立した、『桜尾ジン』。

クセが強めだったり、出荷本数がさほど多くないジンが主流のなか、安心して味わえる国産のスタンダード品。

 

そして、私が住む宮崎のジン『HINATA』。

女性の飲み手を意識した造りで、カルダモンの香りが心地良いです。

 

 

ジンがスゴイと思うのは、「製造の自由さ」でしょうか。
現在だと、ほとんどの県に地元のジンがあります。
地域のお酒を楽しむという点では焼酎や日本酒に並び、面白いお酒になっていると思います。

特にジンの強みはボタニカルの選択範囲にあり、焼酎以上に地元素材を取り入れたりできる酒類です。

なので、時に「こんなの使ってるの!?」みたいな変わり種ジンもあって面白いです。(海外も食用アリや象の糞を使ったりと、トンデモなものがありますが( ̄▽ ̄))

 

時代が進み、ただ飲めばいいのではなく、お酒を飲むことに関してより細かく具体的にこだわる人も増えてきている気がします。

「誰」と

「何」を

「どこ」で

飲むのか。。。

 

海外のド定番の銘柄も美味しいですが、たまには自分の地域が作っているお酒に触れるのもいいものです。
国産品でもウイスキーは特に人気で入手困難な状態な物もあり、それ以外のお酒も試してみると、新たな発見や出会いがあるかもしれません。

それもまた、ワクワクして楽しいと思っている今日この頃です(*^-^*)

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました♫