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今回の記事はnezuの担当です。
今日はメジャーなココナッツリキュール『マリブ』の派生商品である『マリブ レッド』をいただきます。
【今回のお酒】
名前:『マリブ レッド』 MALIBU RED
ジャンル:ココナッツリキュール
製造者:ペリノリカール スペイン
アルコール度数:35度
ベーススピリッツ:ラムにテキーラを加えてある
価格:1000~2000円くらい
公式HP:
(マリブは当然ながら掲載されていますがマリブ レッドは見当たらない)
◎どういうお酒?
今回ご紹介するのは、BARには必ずと言ってもいいほど置かれてあるメジャーリキュール『マリブ』の派生商品『マリブ レッド』の紹介です。
ココナッツリキュール自体が日本では種類が限られている中、見ることができるのは以下の2種類で、マリブはその中で一番見かけることが多いお酒です。
⇡定番。お値段もライチ系に比べてお手頃
様々なリキュールを扱っているボルス
マリーブリザールも扱っているみたいで流石です
マリブを楽しんでいる方は多いと思いますが、今回の『マリブ レッド』は少々変わったお酒です。
まず、通常ココナッツリキュールはベーススピリッツがホワイトラムであるのが一般的なのですが、『マリブ レッド』では比率は分からないもののテキーラが加えられているそうです。
その影響か通常のマリブが21度であるのに対し35度と普通のスピリッツ類に近い度数となっています。
こうなっている背景にはクラブシーン、パーティーシーンなどでも使用できるように作られているためなのですが、そもそも製品企画どこからでてきたのかというと、
アメリカのR&BシンガーソングライターであるNe-Yo さんとマリブのタイアップ商品だそうで、このBurning UPという曲のPVにボトルがメチャクチャ登場します。
販売時期が2012年頃ということもあり、現在は製造してなさそうですがオンラインの酒販店にはまだチラホラ残っているようです。
【飲み方】
ストレート
【感想】
香りは特に心地よいものは感じられませんが、味わいはしょっぱなから存在感があります。ココナッツの良い意味でダレた甘い味わいに苦味、しかし意外と後味はサッパリ。
だいたいのリキュールは糖分が多いため重めの甘さが主張してきてストレートで飲むときつかったりするものが多いですが、ココナッツの甘さが苦手でなければ、このレッドはストレートでも飲み疲れなく、美味しく楽しめます。
後味のほろ苦さはテキーラ由来なのか分かりませんが、高い度数故の飲みごたえに一役かっているように思われます。
【飲み方】
ロック
【感想】
甘みが強調されると同時に、後味の苦味も強調される印象。
味わいが強いので、冷やすのであればカクテルベースとして使ったほうが美味しくなりそうな気がします。
美味しくはあるのですが、人を選ぶ味わいですね。
総評として、値段から考えると美味しくココナッツが楽しめる良いリキュールじゃないかなあと思います。
いかんせん度数が高いため、ストレートで楽しめつつ、割ってもそれなりに度数があるため飲みごたえがありそうです。
こういった甘い系リキュールで高い度数のものは限られてくるので、そういう意味では貴重な一本かもしれないですが、残念なのはおそらくこれが時期限定のもので今現在は生産してなさそうな点でしょうか。
どこのテキーラを使用しているかわかりませんが、今ならこの値段じゃ販売しないんじゃないかなあと思います。
値段が手頃なのですが入手性が良くないのは、比較的消費サイクルが早いリキュールとしては痛い点ですね。
しかし世の中には日本未入荷リキュールなど面白いものがたくさんあるので、機会があれば今後も発掘して知見を広げていきたいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!