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今回の記事はnezuの担当です。
【今回のお酒】
名前:『群緑』ぐんろく
ジャンル:(ジャパニーズクラフト)ジン
生産国:日本 宮城県
製造者:株式会社MCG
アルコール度数:42度
ボタニカル:ジュニパー、柚子の果皮、茶葉、セリ、ぶどうの果皮、コリアンダーシード他不明
価格:4600円くらい(720ml)
公式HP:同社が製造している欅ジンのHPは見つかるのですがこちらは発見できず。
◎どういうお酒?
宮城県の会社(株式会社OMG)が製造しているジンで、欅ジンを製造している会社でもあります。
欅ジンが評判が良いジンであり、ネットから集まる情報比べた感じだとほぼ同じような材料が使われている?気がするため、味わいは似通っているかもしれませんが、別銘柄で製造されている以上は比重だったり味わいだったりと差はどこかにあると思います。
一応裏ラベルの味わいの説明は、
・柚子の果皮 外側の黄色い部分のみ使用。一口目の爽やかな香りをお楽しみください。
・茶葉(緑茶) 後半の余韻に深みを出します。
・セリ 茶葉と共に香り穏やかで爽やかな苦味を。
・ブドウの果皮 グラッパのような香り。全体をまとめます。
となっており、飲み手としては感覚と情報をすり合わせながら飲めるので、こういうラベルは嬉しいですね。
【飲み方】
ストレート
【感想】
個人的に私好みの味わいです。どういった部分がそうかというと、柚子の風味の柑橘系の甘み、程よい苦味とわかりやすいお茶感。
香りもグラッパと言われれば「そうかも」と感じられ、心地よい柑橘とビターさを想起させる爽やかな香り。
基本的に雑味少なくアルコール感がかなり小さく、呑み口が軽やかでありながら程よい甘さと苦味が残る、バランス良くまとめられています。
【飲み方】
ロック
【感想】
写真のように冷やすと若干白濁します。
もともとが軽やかであるが故に味わいが間延びしたような、水のような感触に。
さらっと柚子を感じて飲むには悪くないですが、ジンを飲んでるという実感は薄いです。
【飲み方】
トニック割
【感想】
変に突出した香りが味わいがあるわけでなく、ジンの部分も美味しいですがトニックウォーターの美味しい部分がジンによって引き上げられています。柚子の香りや後味の苦味がマイルドになり、飲みやすくかつじっくり味わえる飲み物に。
飲み方としては一番オススメです。
いまいち情報が少ないジンですが、国産クラフトジンとしての総合力は高く、私が好きなジンである『油津吟』の尖ったところを削ぎ落として、焼酎感やアルコール感をなくして飲みやすくなった感じなので、それぞれが面白く美味しいジンですが使いやすさは『群緑』かなあと思います。
一応『欅ジン』と比較したのですが、思ってたより味わいが変化しており、欅ジンよりもさっぱりしつつ飲みやすくしつつも、緑茶感や苦味はしっかりしています。
どっちが上という話ではないですが、個人的には『群緑』になってより洗練された感じがしますね。
おすすめのクラフトジンの一本です。
- 価格: 4389 円
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↑どれもそこそこ値段のするジンなので、もうちょっと安いと日常的に飲めるのでしょうけど美味しいから仕方ないですね。
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