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今回の記事はnezuの担当です。
今日はライスウイスキーの『沖縄 ISLAND BLUE』をいただきます。
【今回のお酒】
名前:『沖縄 ISLAND BLUE』
ジャンル:ライスウイスキー
製造者:久米仙酒造
アルコール度数:40度
価格:3000円程度/500ml
公式HP
◎どういうお酒?
九州、沖縄の久米仙酒造さんが製造している米を原料にしたウイスキーです。
もともと泡盛という沖縄特産の蒸留酒を製造していたので、スピリッツ製造のノウハウなど技術の蓄積があることに加え、宣伝やクラファンの利用など話題性・広告戦略などを活発に行っており、製品への熱量が感じられます。
日本全国に焼酎蔵さんはありますが、当然ながらその全てがウイスキーやジンの製造に着手しているわけではなく、その中の一部の酒造さんがこうした国産洋酒に挑戦されています。
一部とはいえ以前に比べれば多くのメーカーさんが挑戦されているなかで、安定して飲まれ続けるためにはこうした宣伝や戦力も必要なのだと思います。
この沖縄ISLAND BLUE、ジャンルとしてはウイスキーという大枠の中では少し変わった「ライスウイスキー」となり原料は米になります。少数ではありますが、他の酒造さんでこのライスウイスキーを作っているところもあるようです。
今回紹介する沖縄ISLAND BLUEは、エントリーモデルですが他にも8年熟成品などもあります。
⇡43度のもの、8年熟成、ニューメイクの飲み比べアイテム
【飲み方】
ストレート
【感想】
他のウイスキーとは異なる、甘い香り。異質ではあるが不快さはなく、パンケーキのような優しさ。
味わいに関して、すっと入ってくるスムースな感触。軽めの甘さが最初にきたあと、骨太の苦み辛味が追いかけてきます。
ウイスキーではあるのですが他のウイスキーでは感じられない独自の美味しさがあります。
大変失礼な話なのですが、当初はこのライスウイスキーに関してネガティブなイメージを持っていました。以前より沖縄からは少数ではありますがウイスキーがリリースされていたりはするのですが、味わいが結構独特なのでウイスキーと楽しめるかどうか難しいかなと感じていたからです。
しかし今回のお酒はそんな心配は無用でした。
原料由来なのか、けっこう独特な風味はありますがそれが悪い方向ではなく、単純に美味しいスピリッツとして上質な味わいを生み出していると思います。
500mlで3000円なので安いとは言えませんが、しかし1万円前後が当然になりつつある国産ウイスキーの中にあっては手に取りやすい範囲であることは間違いなく、そこは好印象です。
少し変わってはいますが、クセ強すぎで飲み手を選ぶ、という感じではなく比較的広い範囲で楽しめる良いお酒だと思います。
機会があれば一度飲んでみて欲しいお酒の一本です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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