ひなたのお酒レビューブログ

hinataとnezuによる、お酒、宮崎満喫ブログ!

あっさりした飲み口でホッとする味わい、『松の司 産土』☆

 

来てくださり、ありがとうございます☆彡

 

今回は、日本酒の『松の司  産土』をいただきます。

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【今回のお酒】

名前:松の司  産土(まつのつかさ  うぶすな)

ジャンル:日本酒

製造者:松瀬酒造株式会社

アルコール分:15度

原材料名:米(国産)、米麹(国産米)

日本酒度:±0~+2

酸度/アミノ酸度:酸度は1.3~1.6

精米歩合:65%

価格:1950円(1800ml)

※税別価格です 

 

◎どういうお酒?

産土とは、人の生まれた土地やその守り神のこと。

竜王という土地との繋がりを大切に、「この土地に感謝し、この土地で育まれた米、その米から産まれた酒で感謝を還す」という思いを込めて命名されました。

近年、選別基準を厳しくしたことで生じた優良な選別除外の酒米を活かしながら、その米の旨みを素直に伝えられるよう、醸造アルコール無添加(純米造り)で仕上げた” 普通酒 ” です。

 

【飲み方】

 常温

 

【感想】

 ふんわりと、優しいお米の香りを感じます。

飲み口がとてもあっさりしていて、スーっと身体に馴染んできます。

何も考えず、自然体で楽しめる日本酒だと思います。
個人的にはコクや旨みがちょっと物足りない気もしましたが、食事によっては逆にそのほうがいい場合もあるかもしれないですね。

これは私の好みの問題だと思うので、いつか吟醸酒のほうを飲んでみたいなぁ~と感じました。

 

 

★★★

 

松瀬酒造さんは、滋賀県にあります。

「日本酒の本質とは何か」を常に考え、” 美味しい以上に大事なこと ”を求めていきたいと思っていらっしゃいます。

 

これまでもこれからも、酒造りにおける信念として、積極的に何かを目指して造り込んでしまうことがないようにということ。

松の司を飲む一人一人が、穏やかで安らかな気持ちになれることを理想としています。

 

田園風景に囲まれた、のどかな土地の穏やかな空気感。

そこに素朴になり過ぎず、洗練された要素を感じるお酒を造っていくことを大切にしています。

松の司には今回の普通酒のほか、純米大吟醸純米吟醸、季節のお酒など豊富なラインナップがあります。

 

そして、とても素敵なブログもありました。

原材料へのこだわりを書かれていたり、松の司にゆかりある方に楽しみ方を紹介していただいたりしています。

www.matsunotsukasa.com


 

★★★

 

松瀬酒造さんは滋賀県にありますが、私の好きなアーティスト(歌手)も滋賀県出身の方なので、勝手に親近感を抱いてしまいました(笑)。

 

ただ新しさを求めるわけではなく、ただ頑なに伝統に固執するわけでもなく、バランスをとりながら真摯に酒造りに取り組もうとする姿勢・・・

蔵人さん達の思いを知ると、とても胸が熱くなります。

製造にまつわる歴史や背景、こだわりや人の思いなど、人の手で育まれたお酒を今後も大切に飲んでいきたいです。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪

 


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甘み引き立つハイボールが美味しい、『ジムビーム ブラック 8年』☆

 

来てくださり、ありがとうございます☆彡

 

今回は、バーボン『ジムビーム ブラック 8年』をいただきます。

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【今回のお酒】

名前:JIM BEAM  BLACK 8YEARS(ジムビーム ブラック 8年)

ジャンル:ウイスキー(バーボン)

製造者:ビームサントリー

アルコール分:43%

原産国:アメリカ合衆国

価格:750ml お店で2000円くらいだった気がします。。。

 

◎どういうお酒?

 ダブルエイジ製法で8年熟成されたバーボン。
というくらいしか情報が入りませんでした。
終売品なのか、日本未発売なのか、店舗やネットでもあまり見かけません。
値段から推測すると、普通のジムビームより熟成などの手間は掛かっていると思われます。

 

 

【飲み方】

ストレート

ハイボール(ジムビーム ブラック 8年と炭酸水を1:2の割合)

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【感想】

樽の香りの中に時折、ハチミツの香りが顔を覗かせてきます。

 ストレートで少し飲んでみると、アルコールを強く感じつつも甘みもしっかりと味わえます。

ハイボールにすることで、強めだったアルコールが消え、甘みだけが残りました。

飲みやすくて、あっという間に飲んでしまいました。

 

 

 ★★★

 

ジムビームの創業者は、ヨハネス・ヤコブ・ボーム。

18世紀にドイツからアメリカへ移住し、英語読みにしてジェイコブ・ビームと名乗った。

1790年代に、石灰岩層でろ過された地下水、ライムストーンウォーターに魅了されてケンタッキー州へ移り、1795年頃には蒸留を始めていたと言われています。

 

ジムビームのブランド名は、4代目のジェームズ・B・ビームの愛称から。

禁酒法時代に大打撃を受けたバーボン業界とビーム家を、先見の明と経営手腕で復活させました。

「バーボン中興の祖」として社名やブランドに名が冠せられ、現在にいたるまで尊敬の念をもって語り継がれています。

 

ジムビームはラインナップが豊富で、スタンダードのジムビームをはじめ、ブラック、ライ、ハニー、ダブルオーク、デビルズカット、アップルがあります。

 

★★★

 

200年以上にわたり、バーボンを造り続けてきたビーム家。

今では日本でCMが流れ、居酒屋にはポスターが貼られていたり、自宅で気軽に楽しめる国民的なお酒です。

バーボン界を牽引してきた、ヒーローのような存在かなと思いました。

 

今回飲んだ銘柄はもう手に入らないかもしれないけど・・・

大切に少しずつ飲みつつ、他のラインナップに目を向けていきたいです。

二度と手に入らない銘柄のお酒は特に、飲み切ってしまうのが惜しくて、チビチビ飲んでしまいます(笑)。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♬

 


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オレンジのまろやかな味わいが素敵、『グラン マルニエ コルドン ルージュ』☆

 

来てくださり、ありがとうございます☆彡

 

今回は、リキュール『グラン マルニエ  コルドン ルージュ』をいただきます。

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【今回のお酒】

名前:GRAND MARNIER  Cordon Rouge(グラン マルニエ  コルドン ルージュ)

ジャンル:リキュール

製造者:マルニエ・ラポストール社

輸入者:ドーバー洋酒貿易株式会社

アルコール分:40%

原産国:フランス

価格:1800~2000円前後(700ml) この他に50ml・200ml・1000mlがあります

 

◎どういうお酒?

 5年以上熟成させたフランスの伝統的な高級コニャックとハイチ産のビターオレンジを使用。

オレンジの果皮をスピリッツに浸漬し、蒸留したエキス分をコニャックと配合し、オーク樽熟成によって生まれた深いコク、まろやかな味わいとオレンジの甘い香りが絶妙なハーモニーを奏でます。

ストレートやロングドリンク、カクテルなどのほか、お菓子の風味付けにも欠かせないプレミアムオレンジリキュールです。

 

 

【飲み方】

炭酸割り(グラン マルニエと炭酸水を1:2の割合)

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【感想】

オレンジの爽やかな香りが、気分をリフレッシュさせてくれます。

 コニャックと混ざり合い、さらに樽熟成されているからか、とてもまろやかな味わいです。

リキュールだけど、リキュールっぽくない・・・

独自の個性が確立されている気がします。

「お酒」として楽しむだけでなく、様々なシチュエーションで使われるのが納得できる万能なリキュールだと思いました。

 

 

★★★

 

1827年、ジャン・パティスト・ラポストールという人物が設立した蒸留所が、『グラン マルニエ』が生まれるルーツとなります。

1876年、彼の孫娘がワイン醸造家の息子、ルイス・アレクサンドル・マルニエと結婚。

アレクサンドル・マルニエは、コニャックとオレンジを混ぜ合わせるという革新的なアイデアがあり、1880年に独自のレシピによるオレンジリキュールを考案しました。

 

商品名の前に「PETI(小さい)」と付けるのが流行だった時代に、あえて「GRAND(大きい)」と付けて売り出したところ、瞬く間に社交界で人気となり、ヘミングウェイなどの多くの著名人に愛されました。

 

 

★★★

 

オレンジを使用したリキュールは、コアントローもありますね。

私も昨年、レビューしました。

hinata0513.com

 

オレンジを使用したリキュールでも、オレンジの品種や製法が異なるので、それぞれが唯一無二の存在です。

その中で、アルコール分が同じであったり、お菓子に用いられるのは共通するところです。

 

あと1ヶ月ほどでバレンタインデーが来ますが、最近はお酒が入っているチョコレートが本当に増えてきたと思います。

贈り物としていただくことがありますが、日中に食べたくても食べられず、泣く泣く夜まで我慢することがあります(笑)。

グラン マルニエを使ったチョコレート、気が向いたら(?)作ってみようかなと思います☆

 

 

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました♪

 


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金柑の爽やかな甘みが心に染みる、『キミア』☆

 

来てくださり、ありがとうございます☆彡

 

今回は、久しぶりのリキュール『クムカット リキュール ド フランス  キミア』をいただきます。

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【今回のお酒】

名前:KUMQUAT LIQUEUR DE FRANCE KIMIA(クムカット リキュール ド フランス  キミア)

ジャンル:リキュール

製造者:ルイ・ロワイエ社

輸入者:サントリー酒類(株)

アルコール分:15%

原産国:フランス

価格:2100~2400円前後(700ml)

 

◎どういうお酒?

やさしく降りそそぐ南フランスの陽光のもと、丁寧に育てられた長実金柑(クムカット)の爽やかな果実味と、ほろ苦い果皮まで丸ごと食べられる唯一の柑橘類。

南フランスの家庭でも日常的に親しまれています。

 

 

【飲み方】

炭酸割り(キミアと炭酸水を1:3の割合)

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【感想】

柑橘系の香りが好きなので、金柑の爽やかさが感じられる嬉しい香り。

そして、ハーブのような香りも堪能でき、華やかさもあります。

フランスのリキュールだけど、どこか馴染みやすい・・・

そんな感覚になりました。

 甘みもあっさりしていて、お料理と楽しむことができます。

リキュールは炭酸で割ることが多く、甘みを引き締めてくれる気がして好んで飲みます。

 

 

★★★

 

フランス南西部のコニャック地方に門を構えるルイ・ロワイエ社。

リキュール部門は『ジュール・ブレマン』と呼ばれ、プラムリキュールの『プルシア』、マスカットリキュールの『ミスティア』も造っています。

 

ルイ・ロワイエ社は、150年以上も前からコニャックの製造・販売業を営んでいます。

現在ではコニャックのほかに、ブランデー、リキュール、スピリッツの製造も行っています。

1990年以降はサントリーと共同で本格的にリキュールの開発・生産に着手。

ブランデーとリキュールの技術を融合した商品など、より魅力的なお酒の開発にも力を入れています。

 

 

★★★

 

かつて、祖父母の家に金柑の木があり、祖母がよく金柑を皮ごと漬けていたことを思い出しました。

そして現在は、母が金柑ジャムを作ることがあります。 

 

金柑は身近にある果物でしたが、私はそこまで好きではありませんでした。

今回のリキュールをいただくことで、懐かしい思い出が蘇ってきました。

食べ物に好き嫌いはあっても、それが記憶として残り、振り返れるのは幸せなことかもしれませんね。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♬

 


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アルコールの個性と甘みが同居する、『山崎』☆

 

来てくださり、ありがとうございます☆彡

 

今回は、ウイスキーの『山崎』をいただきます。

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【今回のお酒】

名前:山崎

ジャンル:ウイスキーシングルモルト

製造者:サントリースピリッツ(株)

アルコール分:43%

原材料:モルト

原産国:日本(ジャパニーズ)

価格:9000~14000円前後(700ml)、2500~3000円前後(180ml)

 (定価ではなく、プレミアム価格になっています)

 

◎どういうお酒?

様々なタイプの原酒の中から、苺のように甘い香りとなめらかな口当たりが特長の「ワイン樽貯蔵モルト」を選び、キーモルトとして使用しました。

この「ワイン樽貯蔵モルト」は、ニューポットをホワイトオークの樽で熟成し、樽香が原酒に移り始めた後、フランス・ボルドーの赤ワイン樽で熟成させた、ウイスキーの香味と赤ワイン樽の香味が一体となったモルト原酒です。

山崎の伝統であるミズナラ樽貯蔵モルトと、革新のワイン樽貯蔵モルトが出会うことで生まれた、新しい個性。

 

 

【飲み方】

ストレート 

 

【感想】

 フルーティーな香りがしますが、公式サイトで書かれていた苺やサクランボの香りとは特定できませんでした。

はちみつのような甘みを感じ、ノンエイジでも飲みやすかったです。

しかしながら、飲み始めのアルコールの個性が強いため、私個人としては水割りやハイボールでいただきたいと思いました。

長期間熟成された、ほかの山崎の銘柄と飲み比べてみたいです。

 

 

★★★

 

1923年、サントリーは京都郊外の山崎において、日本初のウイスキー蒸留所建設に着手します。

理想としたのは、日本の風土に育まれ、日本人の繊細な感性と丁寧な施しで造り出したジャパニーズ・ウイスキー

日本食の繊細な味を好み、洋酒にはまだまだ馴染みのない日本人の嗜好に合わせるためには、優れたブレンドが不可欠であると考えたのです。

日本の気候や風土を生かした原酒を育てる一方で、サントリーは日本人の感性や美意識に根差した、ウイスキーづくり挑み続けています。

 

山崎はノンエイジのほか、12年・18年・25年があります。

 

 

★★★

 

もともとアルコールに強いほうではないため、熟成期間が短いお酒は、どうしても味わいよりアルコールが勝ってしまいます。

今後、色んな銘柄を飲んでいくうちに慣れるかもしれませんが。。。

 

刺激的な味わいが欲しい時はノンエイジ、ひとりでゆっくり飲みたい時は長期熟成モノ、個人的にはこんな見解になりました。

でも、お金がい~っぱいあったら、ひたすら長期熟成モノだけを飲み続けてみたいです(笑)。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪

※値段はプレミアム価格を載せましたが、ベビーボトルならコンビニ等でたま~に見かけます。

もちろん定価なので、プレミアム価格でフルボトルを買うよりそっちのほうがいいかもしれませんね。

 


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まろやかな味わいと甘みが魅力的♡『白州12年』☆

 

来てくださり、ありがとうございます☆彡

 

今回は、ウイスキーの『白州12年』をいただきます。

 

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ちなみに・・・

ノンエイジの白州は、記念すべき1回目のレビュー記事でした。

hinata0513.hatenablog.com

 

【今回のお酒】

名前:白州12年

ジャンル:ウイスキーシングルモルト

製造者:サントリースピリッツ(株)

アルコール分:43%

原産国:日本(ジャパニーズ)

価格:40000円前後(700ml)、20000円前後(180ml)

 (定価ではなく、プレミアム価格になっています)

 

◎どういうお酒?

 1994年に発売。

森の蒸留所「白州」で生まれた酒齢12年以上のモルト原酒を吟味したシングルモルトウイスキーです。

森の若葉のようなみずみずしく、ほのかなスモーキーフレーバーを備えた「ライトピーテッドモルト」と、白州らしい複雑さと奥行きを持つ、様々な原酒をヴァッティング。

それぞれの個性が重なり合うことで生まれた、フレッシュな香り、爽やかで軽快なキレの良い味わいが特長です。

 

【飲み方】

ストレート 

 

【感想】

 キレイな黄金色に輝き、爽やさとフルーティーさを併せ持った香り。

一口飲むと、まろやかな味わいと甘みに感銘を受けました。

12年以上の熟成で角がとれて、まるみを帯びた味。

ストレートで飲むのは慣れないですが、「水割りやハイボールにしてしまうのはもったいない!」と初めて感じました。

薄めずに、そのままいただくほうが、より感動すると思います。

ほのかに伝わるピート香が、余韻を締めくくってくれます。 

 

 

★★★

 

1923年の山崎蒸留所の建設着手から50周年を迎えた1973年、山崎蒸留所とはタイプの異なる新たな原酒を求めて開設されたサントリー第2の蒸留所、それが白州蒸留所です。

周囲約82万平方メートルの森を確保し、野鳥の聖域、バードサンクチュアリの設置による愛鳥保護活動や森林保護に努めるなど、蒸留所開設以来、雄峰・甲斐駒ヶ岳の麓に広がる豊かな大自然と共生しながら、世界でも珍しい高地に位置する「森の蒸留所」として多彩な原酒を造り分けています。

 

サントリーでは様々なタイプのモルト原酒を造るため、保有する数千種の酵母の中からイメージするウイスキーの香味にふさわしい酵母を厳選しています。

発酵槽には、木桶槽を使用しています。

 

白州にはノンエイジと、18年・25年があります。

 

 

★★★

 

白州12年は、現在は休売となってしまいました。

ジャパニーズウイスキーの需要が増えるのは嬉しいことですが・・・

原酒不足をはじめ、値段が高騰した銘柄は、手の届かない存在になりつつあります。

 しかし、日本も世界も、まだまだ美味しいウイスキーはたくさんあると思います。

 

限られた人生の中で、どれだけ「美味しい!」と思う瞬間に出会えるか。。。

一期一会の出会いを大切に、これからもこのブログで書き綴っていきます。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♬

 


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シュワッと弾ける美味しさ、『人気一 瓶内発酵スパークリング ブリュット(辛口)』☆

 

来てくださり、ありがとうございます☆彡

 

今回は、日本酒『人気一  瓶内発酵スパークリング  ブリュット(辛口)』をいただきます。

 

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【今回のお酒】

名前:人気一  瓶内発酵スパークリング  ブリュット(辛口)

ジャンル:清酒(発泡性)

製造者:人気酒造株式会社

アルコール分:11度

原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)

日本酒度:不明

酸度/アミノ酸度:不明

精米歩合:60%

価格:695円前後(300ml)

 

◎どういうお酒?

スパークリング純米吟醸は瓶の中で、米と米麹のみで発酵させ、発酵の過程でアルコールと共に造られる炭酸ガスを瓶の中に閉じ込めたスパークリング日本酒です。

既存の瓶内発酵に比べ、日本酒らしさを兼ね備えた、アルコールも高めな辛口スパークリングです。

甘さ控えめなので、お料理との相性は抜群です。

エスニックから中華まで、このお酒ならではのマッチングを楽しめます。

 

※「ブリュット」とは、シャンパンで使用される「辛口」の意味。

爽やかで辛口な味わいを表現しています。

 

【飲み方】

 冷や

 

【感想】

 香りは爽やかでありながら、少し酸味を纏っているようにも感じます。

スパークリングらしく、口の中に入れると炭酸が弾けて、一気に賑やかになります。

その名の通り辛口で、甘さは控えめです。

コクと共に、香りからも感じられた酸味があります。

後味がスッキリし、お料理と交互にいただいても味を邪魔することなく楽しめます。

美味しいのですが、ちょっと複雑さも感じる味わいでした。

 

 

★★★

 

人気酒造さんは福島県二本松にある、長年酒造りに携わってきたプロが集まって作った新しい蔵です。

日本酒は吟醸酒のみにこだわり、普通酒は造りません。

吟醸しか造らないから、吟醸酒ではどこにも負けない自信があるそうです。

 

そして、『人気一』という銘柄の由来について。

かつて二本松には多くの蔵元がありましたが、昭和初期にいくつもの蔵が姿を消してしまいました。

その中にあったのが、『人氣』という銘柄。

そのままの意味もさることながら、「人が気を込めて醸す」と解釈すると、お酒にはとても良い銘柄だと考えました。

そして、酒造りをするからには一番を目指そうと「一」を加え、『人気一』というネーミングになりました。

 

人気酒造さんでは日本酒のほかに、本格焼酎やリキュール、ウルトラマンがラベルに載っているウルトラマンシリーズがあります。

 

ウルトラマンシリーズは、売上の一部を『ウルトラマン基金』に寄付しているそうです。

 

 

★★★

 

二本松は、ウルトラマンの生みの親である円谷英二氏の故郷が程近いとのこと。

このシリーズは宇宙人たちが造っているそうですが、私はブースカの甘酒も気になりました。

画像検索で出てきた、酒造りをする宇宙人たちの姿が、とても面白いです(笑)。

 

人気酒造さんの「一番の酒造りを目指す」という、並々ならぬ意気込み。

この意気込みと揺るぎない自信は、これまで培ってきた経験力から来ているのでしょうか。

酒造りの考え方を通し、飲み手の生き方を問われているようで、何だかドキッとしました。 

 

同じ商品が無かったので、人気酒造さんのお酒を載せています。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♬

 


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