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【今回のお酒】
名前:Ballantine's HARD FIRED(バランタイン ハードファイヤード)
ジャンル:ウイスキー
輸入者:サントリーアイランド株式会社
アルコール度数:40%
価格:2530円(700ml、税込)
◎どういうお酒?
スコットランドのハイランド、ローランド、スペイサイド、アイラの4つの地方の厳選されたモルト原酒とグレーン原酒を使用した、スコットランドを代表するブレンデッドウイスキーです。
ブレンダーの匠の技によるバランスのとれた気品ある優雅な香りと味わいが特徴。
『ハードファイヤーリング』と呼ばれる製法を用いて、内側を激しい炎で焦がした樽で仕上げています。
バニラののような甘さ、かすかなスモーキーさを味わえます。
【飲み方】
バランタインと炭酸水を、1:3の割合。
【感想】
このブログで1番最初にレビューした『白州』と同じジャンルである、ウイスキー。
白州よりは、よりスモーキーさを感じるような気がしました。
夜、一人でゆっくり飲みたい味わいです。
甘味も感じてはいますが、それがハッキリ分かります!とは言えず。。。(汗)。
まだまだ修行が足りませんね。
お酒にはそれぞれの歴史があり、飲むことにより作り手に思いを馳せることができます。
バランタインも、歴史のあるお酒の1つです。
バランタイン社の創業者である、ジョージ・バランタインから始まった物語です。
彼はもともと、食料品店を経営していました。
1853年、エディンバラでウイスキー商を営むアンドリュー・アッシャーが、熟成期間の異なる様々なモルトウイスキーを混ぜ合わせたヴァッテド・モルトウイスキーを製造。
アッシャーの友人であったジョージは、この発見と彼の苦心談に閃き、グレーンウイスキーとモルトウイスキーを混ぜ合わせたブレンドの技術を磨き始めました。
その後、ジョージは長男であるアーチボルトに商売を任せ、ウイスキーのブレンディングに打ち込むためにグラスゴーへ移り住みます。
世間ではブランデーを製造するためのワインの原料となるブドウが凶作となり、高級蒸留酒に飢えた上流階級の人々がブレンデット・スコッチに殺到しました。
ジョージはグラスゴーでウイスキーの卸売りを軌道に乗せ、また、専門の知識を傾けて独自のブレンデット・スコッチの完成を目指しました。
これが、のちの『バランタイン17年』の礎になります。
1910年、バランタイン社は『バランタイン・ファイネスト』を発売。
これは、バランタイン社の主要な輸出製品となりました。
今回の『バランタイン』のハードファイヤード、なんと終売になってしまいました。
とても残念ですが、バランタインには熟成年数やブレンド方法が異なる商品が豊富に揃っています。
他の種類も、飲み比べてみようと思います。
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