ひなたのお酒レビューブログ

hinataとnezuによる、お酒、宮崎満喫ブログ!

コクと苦味が大人の味、『I.W.ハーパー 12年』☆

 

来てくださり、ありがとうございます☆彡

 

今回は、バーボン(アメリカンウイスキー)の『I.W.ハーパー  12年』を頂きます。

 

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【今回のお酒】

名前:I.W.HARPER  AGED 12 YEARS(I.W.ハーパー  12年)

ジャンル:バーボン(アメリカンウイスキー

所有者(製造元):ヘヴンヒル/バーンハイム蒸留所

輸入者:キリンビール

アルコール分:43%

原材料:コーン、ライ麦、大麦麦芽

原産国:アメリカ合衆国(ケンタッキー)

価格:4600~7000円前後(750ml)

 

◎どういうお酒?

アイザック・ウォルフ・バーンハイムが、アメリカ・ケンタッキー州で蒸留を始めたことから生まれました。

「バーボンに長期熟成は意味がない」と言われていた1961年当時、世の中に驚きをもたらしました。

独特なデキャンタボトルに入った世界初の12年熟成プレミアムバーボンです。

 

 

【飲み方】

ストレート

水割り(I.W.ハーパー  12年と水を、1:3の割合)

 

【感想】

 バニラやキャラメルのような甘い香りが漂います。

味わいは、コクがあり、ちょっとスパイシーで木材が焦げたような苦味もあります。

爽やかで飲みやすい口当たりですが、私には大人の味だと思いました。

水割りにするくらいがちょうど良いです。

 

 

★★★

 

アイザック・ウォルフ・バーンハイムは、ドイツからのアメリカ移民でした。

I.W.ハーパーが生まれたのは、1877年のこと。

バーボンの熟成は4~6年が最良と考えられており、粗悪なバーボンが幅をきかせていた時代でした。

そんな時代に彼は品質にこだわり、完成したそのバーボンに、彼のイニシャルである「I.W.」と無二の親友フランク・ハーパーの名前を冠し、『I.W.ハーパー』と名付けました。

 

1885年、ニューオーリンズ万国博覧会で金賞を受賞。

その後も様々な博覧会で金賞を受賞したことから、そのメダルを称して「ゴールドメダル」と呼ばれるようになりました。

1949年には、ギフトアイテムとしてクリスタルデキャンタ入りのボトルを新発売。

以来、毎年新しいデザインのデキャンタボトルを発売し、コレクションの対象品になるほどのブームを巻き起こしました。

 

1950年代には広告塔として「籐のステッキを持ったシルクハットの紳士」が登場し、都会的で洗練されたイメージを確立。

今日まで、このイメージが引き継がれています。

 

なお、I.W.ハーパーは12年の他に、『ゴールドメダル』もあります。

 

 

★★★

 

バーボンで12年の熟成をしているのは、珍しいですよね。

誰も挑戦したことがないバーボンを造ろうとした、彼のチャレンジ精神は素晴らしいと思います。

それまでのバーボンの常識を引っくり返したのですから。

デキャンタボトルも珍しく、オシャレで目を引きます。

味わいに関して言うと、私がストレートで頂けるようになるのは当分先になりそうです(笑)。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪

 


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