ひなたのお酒レビューブログ

hinataとnezuによる、お酒、宮崎満喫ブログ!

美味しいけどもう会えないのか?『ケンタッキープライド 10年』!

ブログ訪問、ありがとうございます!

今回の記事はnezuの担当です。

今日はバーボンの『ケンタッキープライド 10年』をいただきます。

 

 

【今回のお酒】

名前:『ケンタッキープライド 10年』

ジャンル:バーボンウイスキー

製造者:ケンタッキープライド蒸留所(販売時の裏ラベルに記載)

輸入者:ボニリジャパン

アルコール度数:45度

価格:3500円程度/750ml

 

 

◎どういうお酒?

「手作りのバーボン。10年の熟成品。オーナーのケンタッキーバーボンディスティラーはバーズタウンで一番小さな蒸留所、味わいはミディアムからフルボディに近く、リッチでまろやか、ソフトでバニラ風味の中にもアプリコット。ドライハーブの味わいがする飽きのこない味わいです」

(裏ラベルに記載)

 

検索でケンタッキーフライドチキンばっかりひっかかってしまうバーボン。
いつ頃のものか分かりませんが、ある酒屋で買ったきり一度も見たことないので多分週売品だと思われます。



【飲み方】

ストレート

【感想】

呑み口軽く、バーボン特有の香りと上品な甘みとスパイシーさが来たかと思えば、喉にカーっときつつも嫌な味が残らない。

とびっきり強烈な味わいや個性があるわけではありませんが、軽やかながらしっかりしたはちみつのような上品な甘みはそれはそれで個性といえるかもしれません。

(買った当時の値段で)同価格帯の『フォアローゼズシングルバレル』と飲み比べましたが、フォアローゼズが50度という高い度数ということもあり、味わいの強烈さでは上回りますが、飲みやすさ、甘さの感触は好みもあるでしょうがケンタッキープライドが勝っていると感じます。

 

【難しい状況のバーボン】

ジャパニーズウイスキーの高騰、そしてそれを追うかの如くスコッチウイスキーのオフィシャル品も値上げやプレ値がついているものがでてきているなか、バーボンもまた値上げや終売などが目立ち、愛飲していたものが消えていく状況になりつつあります。

 

エヴァンウィリアムス12年』は値上げしましたがそもそも売ってないですし、ブッカーズは5000円で買えていたものが今では1万円になり、I.W.ハーパー12年は終売。

かろうじてフォアローゼズやワイルドターキーの『レアブリード』、『ノアーズミル』なんかが購入できます。

↑これらも買えはしますが、値段あがってますね

 

バーボンも美味しいものは美味しいのですがスコッチに比べては情報が少なかったり周りに愛飲家が少ないため、積極的には飛び込みにくいジャンルになってきているなあと感じます。

ただのいち消費者としてはそのときそのときに出会えたものを大事に飲むくらいしかできませんし、そうしたそのときそのときの一本を決めるのもまた楽しむくらいがちょうどいいかもしれません。

 

『ケンタッキープライド』は価格帯にしては丁寧なラベル作りで雰囲気もでていてお気に入りの一本なのですが、こういうものがまた何らかの形で楽しめると嬉しいですね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!