ひなたのお酒レビューブログ

hinataとnezuによる、お酒、宮崎満喫ブログ!

幸せ運ぶ、柔らかな味わい『まーらん舟33度』☆

 

来てくださり、ありがとうございます☆彡

 

今回は、焼酎の『まーらん舟33度』をいただきます。

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【今回のお酒】

名前:まーらん舟33度

ジャンル:焼酎

製造者:有限会社  富田酒造場

アルコール度数:33%

原材料:黒糖(徳之島産)、米麹(国産米)

価格:2500円(500ml)

※税込価格

 

◎どういうお酒?

黒糖焼酎は、日本国内では奄美群島だけに製造が認められた焼酎。

島の文化です。

富田家ルーツの島・徳之島は徳南製糖で造られる黒糖からは、サトウキビの青々しさや磯・藻などを感じさせ、その個性は島の味そのもの。

口当たりは柔らかくも濾過を抑えたことで、その黒糖味を存分に感じられる焼酎です。

 

 

【飲み方】

お湯割り

 

【感想】

黒糖の香りなのか、とても優しい雰囲気を醸し出しています。

お酒の紹介にも書いたように、口当たりが柔らかく、とても飲みやすいです。

飲み終わった後も口の中はスッキリしていて、「焼酎臭さ」を感じさせません。

アルコールは少し高めですが、気になりませんでした。

上品でコクがあり、美味しくて飲むのが楽しくなります。

 

 

★★★

 

昭和26年創業の富田酒造場は、奄美大島名瀬市にあります。

黒糖焼酎の蔵元の中でも極めて生産量が少ないのだそう。

昔のトロ味のある黒糖焼酎を造りたいと考えた富田専務が、原材料となる黒糖探しから始め、出会ったのが徳南製糖の黒糖でした。

この黒糖は薪で焚くなど手作業で製造されており、出回る量が非常に限定されていて「幻の黒砂糖」とも言われています。

 

『まーらん舟』という酒名は、馬鑑船に由来します。

馬鑑船は、奄美琉球・中国大陸・東南アジア間を航海し、琉球王国の繁栄を支えていた貿易船の名前とのこと。

「貿易船」=「幸せ」、それが転じて「幸せを運ぶ舟」として縁起の良いものとされています。

そして、アルコール度数の33度は『南=サザン=33』から来ているということです。

 

『まーらん舟』は33度の他に、25度や無濾過原酒などもあります。

 

★★★

 

1年に1回だけ出荷される、限定商品の『まーらん舟』。

丁寧に造られて、とても大切に育てられた娘さんのように感じました。

穏やかで柔らかく、優しい味わい。。。

私は今回が初めての黒糖焼酎でしたが、大好きになりました。

焼酎に馴染みのない方にこそ、オススメしたい銘柄です。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♫


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