ブログ訪問、ありがとうございます!
今回の記事はnezuの担当です。
今日はクラフト・・・ではなくロンドンドライジンである『サウスバンク ロンドンドライジン』をいただきます。
今回のお酒】
名前:『サウスバンク ロンドンドライジン』SOUTH BANK LONDON DRY GIN
ジャンル:(ロンドンドライ)ジン
生産国:イギリス
販売者:BURLINGTON DRINKS CO.
輸入者:ウイック
アルコール度数:37度
ボタニカル:ジュニパー、コリアンダーシード、アンジェリカ、その他不明
価格:900円くらい(700ml)
公式HP:
◎どういうお酒?
イギリスのBURLINGTON DRINKS社が販売しているロンドンドライジンで、まだ飲んだことはないのですが『シティオブロンドン ジン』を扱っている会社なんですね。
今回のジンは低価格帯のジンで、ボタニカルやメーカー推奨の飲み方などまったく公開されておらず、情報が少ないです。
私は近所の酒屋さんがたまたまあつかっていたので購入できたのですが、あまりみかけないジンですし、恐らくBARでもほとんど扱われていないと思います。
【飲み方】
ストレート
【感想】
香りは少し甘ったるさを感じますが弱い。サントリーの『翠』よりも弱く、複雑さはないです。味わいに関しては『ギルビー』から蜜柑っぽさを抜いた緩い甘さ、しかし雑味やアルコール感も少ないという全体的にはかなり薄い味わいです。後味にジンが持つ苦味が残るのでジンというアイデンティティはきっちりと持っています。
感想だけ見ると「ただの安酒か」なんて思われるかもしれませんが、そんなことはありません。意外と今だからこそ、の役割があるジンだと思います。
それはどういうことかと言うと、
・価格がスタンダードジンより安いこと
・全体的に(良くも悪くも)薄いこと
・国産系ではなく、ロンドンドライジンであること
・安いのにラベル含めてしっかり洋酒っぽさを出していること
物価上昇、特に洋酒が上がり続けている現状、三桁で買えるジンは貴重であり、しかもなんちゃってジンではなく、香りや苦味をきちんと残していて、時には邪魔になってしまう国産クラフト系のフレーバーをまとっていないジン。
安いジンは他にもいくつかありますが、三桁で買えるジンとしては優秀かなと思います。
比較対象として『翠』を挙げていますがあちらのほうが高いので価格面で優位です。
味わいに関しては薄いことがかえってカクテルや別の利用法などで活かしやすい場面もあるんじゃないかと思います。
あと結構大事だと思いますが、BARに置かれている低価格帯のジンをどれにするかっていうのは店のコンセプトに関わってくることもあるかと思います。
このジンはボトルデザインこそザ・普通ですが、ラベルで洋酒の佇まいを維持しており、しかもあまり知られていないので、変な先入観を持たれずにすむかもしれません。
ただしこれを日常酒にできるかどうかで言えば付近の酒屋事情によると思うのでそこだけは難しい点といえるかもしれません。(多分スーパーなどには置かれないでしょう)
余談ですがBURLINGTON DRINKS社は他にもジンを数種類、特に気になるリキュールをうくつか製造しているので機会があれば試してみたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!