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今回の記事はnezuの担当です。
今日はジャパニーズウイスキー『シングルモルトウイスキー 戸河内』をいただきます。
【今回のお酒】
ジャンル:ジャパニーズシングルモルトウイスキー
製造者:桜尾蒸留所
アルコール度数:43度
価格:6000円程度/700ml(フルボトル)
公式HP
※今回はボトルではなく量り売りにて750円/50mlで購入しています。
地元の酒屋さんにて
↑楽天での量り売りサイト
◎どういうお酒?
広島県の桜尾蒸留所が販売しているシングルモルトウイスキーで、移動用で使われていたトンネルを熟成庫として利用し、バーボン樽にて三年ほど寝かせているそうです。
トンネル内は暗く冷涼な気温に保たれ、熟成庫として適しているとのことですが、地元宮崎でもある焼酎蔵さんがトンネルを貯蔵庫として使っています。
実用性もさることながら観光?用スポットとしても資源として活用できることはいいことだと思います。
↑宮崎県神楽酒造のトンネル貯蔵庫
【飲み方】
ストレート
【感想】
バニラのような甘い香りがほどほどに、呑み口はライトで強すぎないスッキリした甘さの後に苦味や辛味、ピリッとした刺激があります。
口に含んで鼻腔を抜ける香りと感触に、どこか似た物があったと思うのですが何のウイスキーだったのか思い出せず。
軽やかな口当たりのため余韻もそこまで長くありません。
明確な個性が感じられる、とまではいきませんが三年の味わいのものが今後どうなっていくのか楽しみですね。
【購入が難しい国産ウイスキー】
私としてはずいぶん久しぶりにジャパニーズウイスキーを飲みました。
といってもフルボトルは高かったりそもそも売ってなかったりなので、ありがたいことに量り売りにて購入させていただきました。
私個人としては国産ウイスキーを盛り上がっていってほしいと思う反面、国産ウイスキーに手を出せるのは一部の人か熱狂的なマニアさんくらいじゃないかなあと思う現状です。
様々な要因があるのでしょうがないのですが、国産のシングルモルトウイスキーはほぼほぼ一万円からみたいな状況であり、その中でも6000円程度リリースできている桜尾蒸留所さんのウイスキーはかなり良心的に感じます。
とはいえ、同価格帯以下でスコッチのラフロイグ10年やアードベッグ10年、タリスカー10年などが普通に買えてしまうのですから、国産シングルモルトはコスパを考えずに純粋に味わいや地域性、蒸留所のストーリーを楽しめる方向けのジャンルだと感じます。
とはいえ無理に追わなくても国産ウイスキーで安くて美味しいものもありますし、時にちょっとした贅沢や地元応援で1万円くらいの地ウイスキーを買ってみるというのがちょうどいいかもしれません。
今はまだ短い熟成年数のものしか飲めませんが、今後熟成期間に応じた様々なラインナップがでるでしょうし、それぞれの蒸留所の個性がどのような形になるか楽しみです。