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今回の記事はnezuの担当です。
今日は先月行われたBarIOuS.tokyoさん主催の「シンガニ」試飲会についてです。
と、言われてもBarIOuS.tokyo?シンガニって何?という方も多いと思いますので少しづつ説明していきます。
①シンガニって何?
→ボリビアで作られる、マスカット(マスカット・オブ・アレキサンドリア)のみを使用し、特定地域で作られる蒸留酒のこと。
地域が定められているので、実質ボリビアでしか「シンガニ」は作れないということになります。
②BarIOuS.tokyo?
→世界にある、日本ではまだ馴染みがないお酒を輸入・販売している会社です。
シンガニをクラウドファンディングを利用して輸入・販売などされており、シンガニ以外にも素材が珍しいジンや変わったリキュールなどを取り扱っているので、動向が注目される会社の一つです。
公式HP→
内容としては二時間のセミナー・試飲会となっており、最初の1時間でシンガニについて、ボリビアについての歴史などの講義があり、普段ボリビアに関係性を持たない自分には新鮮で面白い話ばかりでした。
詳しい内容はここでは書きませんが、ボリビアの色々な意味での特殊性があり、南米のスピリッツであるピスコ(チリ・ペルー)やカシャッサ(ブラジル)とは似つかない風味のシンガニが作られているわけです。
お酒と文化、歴史はきってもきりはなせない関係にあるので、こうした背景を知りながら楽しむとより複雑にお酒を楽しむことに繋がると思います。
もちろん単純に、「飲んで美味しい」も大事で、シンガニはそれを充分に満たしているお酒だと個人的に感じています。
ついで、いよいよの試飲会です。(講義中にもシンガニのテイスティングしていましたが)
私はそもそもお酒の試飲会自体が初めてなので、他の試飲会と比べてどうなのか全く知らない点はご了承ください。
試飲会ではBarIOuS.tokyoさんが扱っているすべての?シンガニとジン、リキュールをテイスティングさせてもらえました。
こんなものから
あんなものまで
値段帯は3000円くらいのものから2,3万円のものまで試飲できました(太っ腹すぎる)いいんですか?と尋ねましたが「広く知ってもらいたいので」と、お酒に関する熱量をただただ感じました。
そもそも私もクラファンに参加してシンガニを買っていた一人なので、興味関心は一般の人よりは熱量が高いつもりですし、少量ですがおかわりさせてもらいました。
個別銘柄の感想は後日するとして、全体的な飲んだ感想を。
試飲させてもらったという忖度は抜きとして、純粋に思ったことですが、
「全部おいしい」
まずシンガニ自体がマスカット香が強く、そもそもマスカット香って比較的万能な甘い香りなんですよね。
香りがまずよくて、そして値段のグレードや熟成の有無などで飲みやすさ飲みごたえが変わってきて。
高いものは高いなりの上品な甘さや味わいがあり、低価格のものも地酒感が感じられ飲みごたえがあります。
またジンもちょっといままで飲んだことがない感触ですが美味しかったですし、リモンチェッロやデザートリキュールも相当美味しい味わいでした。
しかも美味しいは美味しいでも、これまでお酒で感じたことがない新しい「美味しい」が多くあった印象です。
試飲は10銘柄以上あったのでプラスチックコップで行ったのですが、これがちゃんとしたグラスやシチュエーションであったらどうなったであろうか、と今後の楽しみが膨らむ試飲会でした。
今回の試飲会で分かったことは、BarIOuS.tokyoさんの行動力、熱意がすごいということ。(ボリビアの、さらに道路が舗装されていないようなエリアにも当然のように訪問している)
そしてそんな熱量を持った人たちが探し、見つけてきたお酒が美味しくないわけがないということ。
今後とも目が離せない会社であろうことは間違いないですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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↑私がクラファンで購入したのはコレ
↑美味しいよ!家に一本ほしいですね・・・。