ひなたのお酒レビューブログ

hinataとnezuによる、お酒、宮崎満喫ブログ!

国産グラッパとの出会い『葡萄華』!

 

ブログ訪問、ありがとうございます!

今回の記事はnezuの担当です。

今日は国産グラッパの『葡萄華 35度 デラウェア 樽熟』をいただきます。

 

 

 

【今回のお酒】

名前:『葡萄華 35度 デラウェア 樽熟』

ジャンル:グラッパ(国産)

製造者:カタシモワイナリー(大阪府柏原市)

ブドウ:国産デラウェア葡萄

アルコール度数:35度

価格:3500円くらい(500ml)

公式HP:

kashiwara-wine.com

 

◎どういうお酒?

グラッパは、ワイン醸造の際にのこった葡萄のしぼりかすを用いて作られた蒸留酒で、かなり前に1銘柄だけこのブログでも紹介しています。

hinata0513.com

グラッパは日本では未だにかなり認知度の低いジャンルですが、本場イタリアでは日常的な食後酒ということです。

今回ご紹介するのは国内産のグラッパで、イタリア産のものは無色透明(熟成させない)ものが多いのですが、これに関しては薄く色付いており熟成をさせてあります。

リムーザンのフレンチオーク樽にて熟成させてあるそうです。(渋みが強くでるらしい)

 

国外のコンペで金賞を受賞されており、スピリッツとしての味わいが認められているので、今後もこのジャンルのお酒が国内で誕生していけば面白いなあと個人的には思います。

 

 

【飲み方】

ストレート

【感想】

グラッパやシンガニなどブドウを使った蒸留酒に感じる上品で澄んだ甘い香り。

安めのグラッパに感じる薬品臭のような刺激は感じられず。

口にすると甘ったるくなく果実味を感じる爽やかな甘さがありますが、並走して芯のある苦みがあるために最終的には甘苦さが舌に残ります。

熟成故か荒々しさはなくスッキリしてますが、このグラッパ独特な味わいはそもそも慣れてないとスッと楽しむのは難しいかもしれません。

しかしながらすっきりした甘さと苦さを、アルコールの刺激抑えめで味わえるので好きな方は本当に好きな味わいだと思います。

 

今回はグラッパを紹介しましたが、改めてグラッパの入手の難しさを感じました。(宮崎では)

ワインメインの酒屋には置いてなく、洋酒を結構扱っているお店でようやくポーリのグラッパを見かける程度。(ガチなワイン屋さんにはオルネライアやサッシカイアのグラッパがおいてあったりするかもしれません)

 

ブドウに関連するスピリッツに関してはグラッパやシンガニがありますがジャンルとしての知名度がまだ高くありません。

この界隈が盛り上がれば国産葡萄を用いたスピリッツも一目置かれるようになるかもしれませんね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

↑比較的取り扱いが多い?グラッパ

↑500mlではありますが満足感はあります!