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今回は、ジンの『モンキー 47』をいただきます。
【今回のお酒】
名前:MONKEY 47(モンキー 47)
ジャンル:ジン
輸入者:ペルノ・リカール・ジャパン株式会社
アルコール度数:47%
価格:5000~6000円前後(500ml)
◎どういうお酒?
手摘みされた植物の成分を原料とすることで、この上ない複雑さと品質を生み出しています。
最大の魅力はクランベリーと最上級のまろやかな湧き水にあります。
これらの成分が完璧な名人芸の蒸溜技術と古い陶器容器で3ヶ月間、熟成されます。
バラエティー豊かな原料から造られる、誰にも真似のできない、大胆なコンビネーションが魅力のドライ・ジンです。
【飲み方】
ソーダ割り
【感想】
爽やかなシトラスの香り。
スーっと身体に溶け込んでいくような飲み心地。
ほんのりスパイスを感じたり、フルーツやハーブのような風味も感じられます。
刺々しくなく、お互いを尊重し合ってるかのようにバランスが取れた味わいです。
★★★
1945年、英国空軍のモンゴメリー・コリンズ氏は、終戦後に疲弊したドイツの状況に心を傷め、復興の手助けをしたいと決意しました。
その1つとして、ベルリン動物園再築のため、マックスという名前の白毛のサルのスポンサーとなりました。
1951年、英国空軍を退役後、コリンズ氏はブラックフォレストへ移住します。
そこで、マックスにちなんだ名前のゲストハウスを開業。
豊かな自然に魅せられた彼は、最も英国らしい飲み物であるジンの製造に興味が芽生えます。
のちにモンキー47の基盤となる、ジンレシピを開発しました。
2006年に、モンゴメリー氏のレシピに衝撃と感動を受けたドイツ人、アレクサンダー・シュタイン氏がブラックフォレスト蒸溜所を設立。
そして、ヨーロッパで有名な蒸溜家であるクリストフ・ケラー氏と共に、モンゴメリー氏のジンを復活させるために動き出しました。
開発を重ね、最終レシピを完成させたのです。
コリンズ氏と" マックス "の思い出、そして47種類の植物が原料であることから、モンキー47と命名されました。
ラインナップとして、年に4回だけ生産されるスロー・ジンというものもあります。
★★★
今回のお酒、最初は何となく「美味しい」という感覚でした。
しかし、よくよく味わいを観察?してみると、色んな表情が楽しめることに気付きました。
たくさんの材料を掛け合わせているのに、どこか自然で心地良い・・・
大きなインパクトを感じなかったのは、調和されている証拠だったのですね。
ボトルのラベルは、切手みたいなデザインが可愛いです。
名前にも「47」が付き、47種のボタニカルで、アルコールも47度。
とても分かりやすくて良いなぁ~と思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました♫